2001/12/07
声を枯らして呼び掛ける生徒たち
豊橋市鍵田町の高倉学園・豊橋中央高校(高倉宣夫校長、生徒八百八人)は六日、JR豊橋駅前周辺で街頭募金を集めた。マフラー姿の生徒たちが「年末善意募金に協力を」と大声で呼び掛けた。
同校で歳末たすけあい運動にあわせて三十四年前から実施。集まった募金は善意銀行に寄付、車イスなどに形を変え市内の福祉施設に贈られる。
午後一時四十分からの活動には、生徒議会を通じて募集した一~三年までの有志約百七十人が参加。ペデストリアンデッキ、丸栄前など十二カ所に分散し、声を枯らして呼び掛けた。中には、募金希望のお年寄りの目線まで投入箱を下げて寄り添い募金を完了、双方ニッコリの場面もあった。
三年G組の貝沼弥生さん(一七)は「多くの人に募金して欲しいため体がつい前のめりに。特に夕方は人通りが多くやりがいがある」と話した。
七日昼にも約四十五人で駅前街頭募金を行う。