本多電子株式会社|

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本多電子株式会社

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超音波で世界一に!

 当社の転機は1980年代後半。プラザ合意による円高移行で、2年連続で売上が激減した。そんな中、「超音波に特化すること」「研究開発主導であること」「自立した企業であること」を方針とし、こだわるべき所と割り切るところを明確にした。割り切ったこととして、大量生産によるものづくり(生産部門)は外注へ。営業も国内外の販売店、代理店、商社とパートナーシップを持つことで必要最小限の営業社員で安定的な販売が確保できるようになった。このように選択と集中の結果が超音波をキーテクノロジーにした多分野応用という現在の業態につながっている。

 人材は技術・研究開発部門に集中させたので社員の約半数、エンジニア比率が高いのが当社の特徴であり、開発費も毎年売上の約10%を占め、何十年後の進歩した技術開発を見越した研究を進めている。ものづくりが好きな人にとって当社は働きやすい環境が整っていると思う。ただし研究開発は試行錯誤の連続。最初からスムーズにいくはずがなく、いざやってみて壁にぶつかり、それを壊したり乗り越えたりする。好きならできるが「本当に好きなのか」と問われるだろう。たとえ失敗してもどうやったらできるのか、できる方法を一生懸命前向きに考え続けられる人が求める人材であり、そういうタイプが他社から見るとユニークだと言われる社風をつくりだしているのかもしれない。

 やる限りは「超音波技術で世界一」に。いずれは超音波を世界へ発信・受信できるような「超音波の知の拠点」をつくりたい。

代表取締役社長 本多 洋介

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