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鈴中工業株式会社

トップインタビュー

2023年7月6日

信頼を武器に、地域のさらなる発展に貢献する

鈴中工業株式会社  代表取締役社長 鈴木 康仁

私たちの会社は1910(明治43)年、瓦職人から創業しました。住宅や企業、やがては海もある蒲郡で護岸工事などの公共工事も請け負うようになり、戦前から建築・土木の両方を担ってきました。東三河の建設会社は外に出ない傾向にありますが、わが社は名古屋や東京、さらにはグアムと支店を進出し、撤退もありましたが、挑戦と失敗を繰り返してきたことが会社のDNAでもあります。

居酒屋の短冊のように、わが社にはいろいろなメニューがあります。一戸建てからマンション、病院や事務所、ダムやトンネル、さらにはリニア新幹線にまで関わっています。5年前に蒲郡信用金庫さまの旧本社ビルに移転しましたが、それもこの地元でずっと続けてこられて、信頼をいただいている証拠だと思っています。

社員たちは独特な蒲郡気質の朴訥としていながら、和気あいあいとしており、新型コロナウイルス禍前に行っていたバス旅行や同好会では大いに盛り上がります。新入社員に対しては、まず3年間は大事に育てようと建設業界のイロハを教えて、慣れてもらうことを優先しています。残業もなく、休日もしっかり取ってもらいながら、建設業界ならではの環境の良さや楽しさを知ってもらうことを大切にしています。

この東三河ではインフラがまだまだ不足していると思います。朝や夕方は大渋滞が当たり前です。工夫を重ねることでインフラはもっと便利になります。われわれが声を上げてアイデアを出し、地元の発展に貢献していきたいです。国道23号蒲郡バイパスの建設工事を請け負っていますが、これからも「立派だね」と言われる仕事を任されたいです。また、今後は東京での仕事にも力を入れていきたいですし、ドローン測量やICT施工などにも大切に取り組み、新しい技術にもどんどんチャレンジし、お客さまのニーズに応えていきたいと思っています。

先輩にインタビュー

2023年7月6日

事前準備と積極的なコミュニケーション

荒河壮太さん

  • 部署工事部土木
  • 出身校愛知県立豊橋工業高校(現 豊橋工科)
  • 入社年月2020年4月
  • 趣味釣り、キャンプ
  • 主な仕事現場監督として安全管理、写真管理、電話連絡

高校生に入ったころから土木関係の仕事に興味があり、水泳部に入っていたこともあって、外で体を動かす仕事がしたかったです。会社見学で現場の仕事を見たり、先輩社員の話も聞いたりして、入社を決めました。

自分が現場監督を務めている国道23号蒲郡バイパスの建設工事のように、スケールが大きい仕事は新鮮さを感じながら取り組めています。工期が長いと打ち合わせや段取りも大変ですが、事前に準備することを大切に、問題なく作業が進むとすごくうれしいです。作業する方たちの手を止めてしまったときには、二度と同じ失敗を繰り返さないようにして、日ごろから下請け業者の方たちと積極的にコミュニケーションを取るように心掛けています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

人とたくさん話す機会が多く、力を合わせて大きな仕事をやり遂げるという達成感を味わうことができます。また、大きな仕事にかかわれることで、後に自慢できる喜びもあります。いつか、蒲郡バイパスが完成したら家族を車に乗せて走りたいです。

Q

会社の雰囲気や社風

A

年齢の近い先輩がいて、相談に乗ってくれます。仕事のことでも、プライベートでもどんなことでも話しやすい雰囲気があります。仕事で失敗した時、反省してどう対応していくかなどをアドバイスしてもらいました。

Q

現役高校生へのメッセージ

A

どんなことでもいいので、今のうちに達成する楽しさを感じてほしいです。仕事でも覚えることばかりなので、何でも楽しめるようになってほしいです。社会に出ると年齢の離れた先輩もいるので、高校のうちから先輩に相談しやすい関係を築いておくと良いと思います。

タイムスケジュール

07:30 現場出社
08:00 現場朝礼
08:10 現場管理
12:00 昼休憩
13:00 現場管理
17:30 事務所で書類作成
18:30 退社

2023年7月6日

大きな仕事を達成したときのやりがい

守屋 亮さん

  • 部署工事部建築
  • 出身校愛知県立豊橋工業高校(現 豊橋工科)
  • 入社年月2020年4月
  • 趣味バスケットボール、ゴルフ
  • 主な仕事現場監督として安全管理、現場作業、書類作成

高校では2年間室長というリーダーを務め、人と話したり、まとめることが楽しいと感じました。先生とも相談し、現場監督の仕事に興味を持ちました。

鈴中工業は蒲郡警察署の新築など地元で占める仕事の割合が大きく、自分も大きな仕事に携われそうだなと思い、入社を決めました。現場ではいろんな職人さんと話すことができ、経験されたことを聞けるので刺激の多い毎日です。悩みも打ち明けてアドバイスもいただくことができて、かわいがってもらっています。

入社から4年間でいろんな仕事を任されるようになり、ボートレース蒲郡の発券所など、自分たちが手掛けたものを一般の方々が普通に使っているところを見ると、やりがいを感じますね。

Q

良かったこと・学んだこと

A

現場監督として、人を動かすことの大変さを学びました。40~60代の先輩方に言いづらいことを言わなきゃいけないこともあり、距離感を勉強しています。段取りの必要性も大切で、材料が足りなくなったらお金も余分にかかってしまうので、未来を想像する力を身に付けています。

Q

社会の雰囲気や社風

A

誰もが仕事と休憩のメリハリがあります。休憩時間が終われば切り替えができて、皆さん責任感が強いです。週末の出来事やゴルフの話など、話しやすい先輩ばかりです。社訓に「創意工夫」とあるように、経験をもとに考えることを大事にしている会社です。

Q

現役高校生へのメッセージ

A

何かに興味を抱き、それについて調べることをやっておくと良いです。好きなことでいいので、何でそうなるのか考えることを癖にしておくと、仕事になっても生かせると思います。わからないことは当たり前なので、先輩に頼ったりしてほしいです。

タイムスケジュール

07:30 出勤、掃除
08:00 朝礼、現場巡視、作業
10:00 小休憩
10:30 作業
12:00 昼休憩
13:00  昼礼、作業
15:00 小休憩
15:30 作業
17:30 事務所で書類作成
18:00 退社

企業情報

社名 鈴中工業株式会社(スズナカコウギョウカブシキガイシャ)
業種 建設・住宅
住所 愛知県蒲郡市元町5-8
地図 GoogleMap
TEL 0533-68-6186
FAX 0533-67-1228
ホームページURL https://www.suzunakakogyo.co.jp/
創業 1910(明治43)年
設立 1946(昭和21)年6月
資本金 1億円
代表者 代表取締役社長/鈴木康仁
事業内容 土木建築その他建設工事の請負、並びに企画、設計及び監理/不動産の売買・仲介・管理及び賃貸/産業廃棄物および一般廃棄物処理業/建設コンサルタント業務/砂利・砂・玉石の採取販売業務/省エネ・エコ関連の製品に関する一切の業務/機械器具の販売/前各項の事業に附帯する一切の業務
従業員数 202人
売上高 126億円(2022年6月期)
事業所・支社・支店 蒲郡本店=蒲郡市元町5-8
名古屋本社
浜松支店
東京支店
穂ノ国営業所
グループ・関連会社 みと開発株式会社