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豊橋商工信用組合

トップインタビュー

2023年7月7日

人と人のご縁を結ぶ金融機関として
全力投球の地域貢献活動でファンを増やす

豊橋商工信用組合  理事長 中村 勝彦

東三河の金融機関として地域に根差し、昨年70周年を迎えました。もともとは豊橋、田原の商工会議所や商工会が中心となって設立しました。私が理事長に就任した3年ほど前から経営方針を変えて、「ご縁は、財産。」をスローガンに、地域のハブ(拠点)となり、人と人とのご縁を結ぶ金融機関を目指そうと取り組んでいます。
一般的に金融機関はお客さまにお金を貸したり、お客さまのお金を預かったりというイメージですが、それだけではなく、ありたい姿として「商工信用全力!宣言」を名刺の裏面に謳い、当組合は「商(商業)」「工(工業)」に加えて「農(農業)」に力を入れたり、金利だけではない、ほかと異なるユニークな価値を強みに、ほかの金融機関とは違ったワクワクするような存在を目指しています。採用には県外からも応募がありますが、われわれの地域活性化を前面に出す金融機関は地域を考える人にとってみると大変面白い存在だと思います。
利益やノルマにとらわれず、地域の皆さまのお役に立ち、喜んでいただけることを最優先に考える。その一環として、奥三河地方といった金融機関が少ないエリアを営業地域に加え、ATM車を走らせるなどの活動もしています。定期的に開催している「ロッカク塾」では会員が180人ほどおり、起業したい人や新しいビジネスを始めたい人が集まってビジネスに関するプレゼンをしたり、著名な講師を招いて講演会をしたりしています。コロナ禍において苦しんでいる農家を支援するため、農業分野のコロナ資金も率先して取り扱い、全国の金融機関で2番目に多い件数を実行しました。コロナ禍に苦しむ地元農家の方々を支援できたことは大変うれしく思いました。こういったときに、いかに金融機関として地域の下支えができるかが大切だと思っています。
当組合の課題としては、もっと組合のことを知ってもらうことです。知名度を上げていくために、職員には「ファンを増やしましょう」と呼び掛けています。金融機関だからと言って難しく考えられる人が多いのですが、純粋に地元に貢献したい気持ちがある方が活躍しています。
今後も「人と人」「ご縁とご縁」を結びながら東三河地域の役に立ち、活性化するよう取り組んでいきます。

先輩にインタビュー

2023年7月7日

さまざまな業界知り、日々の業務が学びに

山本康二さん

  • 部署本店営業部 渉外係
  • 出身校愛知県立豊橋商業高校
  • 入社年月2012年4月
  • 趣味筋トレ、映画鑑賞
  • 年齢29歳 (2023年5月現在)
  • 主な仕事法人・個人事業主営業、一般個人営業

法人の代表者とお会いして、事業の強みや悩みを聞き取り、ニーズに合わせて資金調達の提案や各種制度、補助金の情報提供、事業承継や働き方の改善などの相談に応じられる専門家を紹介しています。
多種多様な業種や職種の方とお話することで、普段は聞けないような細かな情報が知れたり、企業の工場内を見せてもらえたりと、とても貴重な経験ができるのが、この仕事の良いところだと思います。
新入社員時代に、事務手続きでミスをしたことから、集中力を維持するために、今も体調管理を徹底しています。
今後の目標は、上位職を目指すとともに、お客さまと何でも相談してもらえるような関係を築いていきたいと思っています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

お金に関する流れや物流など経済について詳しく学ぶことができました。土地や建物の謄本の見方や不動産契約の流れ、また相続に関しては必要な書類や戸籍謄本の見方などの知識を身につけることができました。
取引のある企業の方から業界のことを教えてもらうだけでなく、自分自身でも勉強しています。世の中にはさまざまな情報があふれているので、自分自身で学ぶ姿勢が大切だということもこの仕事を通して学びました。

Q

この仕事に感じるやりがい

A

お客さまの業績などに貢献できたり、お悩みが解決できたりしたときにやりがいを感じます。
「ありがとう」「相談して良かった」などという言葉をかけてもらったときに、役立つことができたとうれしくなります。これからも、「山本さんだから相談した」と言ってもらえるような信頼関係が築けるようになりたいと思います。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

豊橋商工信組は「ご縁は財産」をスローガンに掲げ、人と人の縁を大事にしながら地域貢献につなげて組合のファンを増やしています。
経験豊富な先輩たちが多く、必要な知識や情報を共有してもらえるため、自分自身も成長できる環境です。

Q

現役高校生へメッセージ

A

勉強、部活、遊びなどすべてが経験です。その経験が仕事をしていく中でいきてくることがあると思います。嫌なことがあるかもしれませんが、すべてを楽しんでください。
資格取得の機会があれば力を入れてください。役立つときがきます。

タイムスケジュール

8:15 出勤
8:45 朝礼
9:00 営業活動
12:00 預かり物品や書類の整理や処理などを完了後に昼休憩
13:00 営業活動
16:00 預かり物品や書類の整理・作成、翌日の準備
17:00 渉外ミーティング
17:30 退社

2023年7月7日

忙しくても丁寧な対応を意識

髙栁真彩さん

  • 部署東田支店 受付担当
  • 出身校私立藤ノ花女子高校
  • 入社年月2020年4月
  • 趣味編み物、カメラ
  • 年齢21歳 (2023年5月現在)
  • 主な仕事受付、入出金管理、定期預金・積立の提案・作成、相続処理など

受付は一番お客さまと接する機会が多いので、忙しくても丁寧な対応を心掛けています。今はマスクを着用して接客していますが、目で気持ちを伝えたり、声を大きめで話したり、声のトーンを変えたりすることで、お客さまとしっかりとコミュニケーションを取ることを意識しています。
地元の人の役に立ちたいと思い、豊橋商工信組を志望しました。金融系は難しいと思っていましたが、高校の先生に背中を押されて挑戦しました。今では、お金に関するいろいろな知識が身に付き、自分自身の生活にも役立っています。さまざまな年齢、職種の方と接することができるのもこの仕事の魅力だと思います。

Q

良かったこと・学んだこと

A

コミュニケーションの大切さです。お客さまとの会話の中でいろいろな情報を聞き、その人に合った商品の提案をしています。
事務処理でも職員同士で声を掛け合い、協力する大切さも学びました。

Q

この仕事に感じるやりがい

A

一人ひとりのお客さまと向き合い、丁寧な接客、説明をすることにより、感謝の言葉をかけてもらうことがあります。
信頼関係を築くことで、いろいろなことを相談されて、誰かの力になれていると感じられることもやりがいにつながっています。

Q

豊橋商工信用組合はこんな会社

A

「ご縁は財産」というロゴマークの通り、人と人との縁を大切にしています。お客さまに対して、身内のように寄り添うことを心掛けています。
他の金融機関にはない季節のイベントも開催し、来店されたお客さまにワクワクしてもらえるような活動をしています。

Q

現役高校生へメッセージ

A

いろいろな人と関わることが将来、仕事に生きたり、自分自身が助けられたりするので、ぜひ今のうちからたくさんの人とのつながりを大切にしてください。

タイムスケジュール

8:30 出勤
8:40 掃除
8:45 朝礼
8:50 渉外の預かり伝票処理、開店準備
9:00 窓口業務
12:15 昼休憩
13:15 窓口業務
15:00 伝票の枚数・金額の確認、通帳類の締め
16:00 書類整理、綴じ込み
17:30 退社

企業情報

社名 豊橋商工信用組合(トヨハシショウコウシンヨウクミアイ)
業種 金融保険
住所 愛知県豊橋市前田町一丁目9-4
地図 GoogleMap
TEL 0532-53-2828
FAX 0532-52-9433
ホームページURL https://www.toyohashi-shoko.co.jp/
創業 1952(昭和27)年6月17日
設立 1952(昭和27)年6月17日
資本金 30億3,000万円
代表者 理事長/中村勝彦
事業内容 預金業務、融資業務、為替業務、代理業務、国債・保険窓口販売ほか
従業員数 170人
売上高 【預金高】1,612億円(2022年3月期)
事業所・支社・支店 本部=愛知県豊橋市前田町一丁目9-4、
【豊橋市内6店舗】本店営業部・二川支店・東田支店・南栄支店・下地支店・牧野支店 
【田原市内4店舗と1出張所】田原支店・福江支店・赤羽根支店・中山支店・田原南出張所(わが社のミライ相談所)
【豊川市内1店舗】豊川支店
その他 第8回サステナブルファイナンス大賞「地域金融賞」(2023年1月)受賞