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豊橋商工信用組合

トップインタビュー

2025年5月26日

“商・工・農”で支える地域の未来

豊橋商工信用組合  常務理事 営業統括部長 藤井 謙

 豊橋商工信用組合は「人と人をつなぐ」「役に立つ」「地域を守る」という経営理念のもと、地域社会とともに歩み続けてきました。この理念には、地域の事業者や個人との関係構築を重視する思いが込められています。東三河への貢献と、地域経済を支えるという強い使命感を持ち、預金や融資といった金融機関本来の業務にとどまらず、顧客や地域が抱える課題に対して解決策や新たな価値を提供できる存在を目指しています。

 当組合は「商(商業)」「工(工業)」に加え、「農(農業)」分野への支援にも力を入れています。コロナ禍では多くの農業事業者が打撃を受けましたが、当組合では農業向け融資を積極的に実行し、現場を支援してきました。また、この一大農業産地・東三河をさらに発展させるため、主要店舗には『農業経営アドバイザー』を配置し、農業事業者専用ローン商品を取りそろえるなど、しっかりとサポートしています。

 この地域は「挑戦意識」がやや希薄で、現状に満足しがちな傾向が見られますが、持続的な発展のためには、企業の成長やイノベーションは不可欠です。私たちは外部の専門家の力を借りながら、地域の企業に対して価値ある提案を行い、経済の活性化に貢献していきます。若手経営者には資金的な支援だけでなく、交流会の開催や関係機関との橋渡し、経営アドバイスなどを行い、土台づくりを支えています。さらに、地域における大きな課題の一つである事業承継についても、専門家と連携しながらしっかり対応していきます。

 近年、お客さまからの相談内容は多様化しており、金融商品に関する相談に加え、働き方改革、人材育成、経営改善といった経営全体に関わる課題にも対応が求められています。お客さまに寄り添いながら解決策を見いだしていく姿勢が、金融機関としてますます重要になってきています。

 そのために職員には多岐にわたる知識と人間力が求められています。当組合では、OJTや定期的な勉強会に加え、ファイナンシャル・プランナーや中小企業診断士、宅地建物取引士といった資格の取得支援などを通じて、職員のスキル向上を図っています。

 働き方も大きく変化し、従来の「残業しても目標を達成する」といった働き方は通用せず、いかに効率よく働き、同時に自らのスキルを磨いていけるかが求められています。当組合では、ワークライフバランスを重視しながら、職員が能力を十分に発揮できる環境づくりにも力を入れています。たとえば、時短勤務制度はお子さんが小学校3年生になるまで利用することができます。男性の育児休業取得も徐々に進んでおり、実際に1年間の育休を取得した男性職員もいます。当組合は地元出身者も多く、いい意味でのんびりとした雰囲気があります。「地元に貢献したい」という純粋な思いを持つ職員が多くの現場で活躍してくれています。

 私たちは地域に必要とされる金融機関であり続けることを目指しています。「最後は豊橋商工信用組合が力になってくれる」と思ってもらえる存在になれるように、可能性を模索しながら、これからも地域の皆さまと共に歩んでいきます。

先輩にインタビュー

2025年2月19日

「ありがとう」の一言をいただくだけでうれしい

山口詩織さん

  • 部署東田支店 受付担当
  • 出身校愛知県立豊橋商業高校
  • 入社年月2023年4月
  • 趣味弓道、K-POP
  • 年齢20歳 (2024年4月現在)
  • 主な仕事受付、出納担当

店の窓口に出て、お客様の対応を行いながら、入出金や振り込みなどの手続きを行っています。また、状況に応じて、定期預金や積み立ての提案、作成などにも携わっています。
窓口業務には、中学生時代から良いなと思っていて、進路を決めるときには、迷わず金融機関と決めていました。自分の生活にもプラスになると考えました。
この仕事は、お客様から「ありがとう」の一言をいただくだけでうれしくなり、やりがいを感じます。
今の目標は、一つでも多く、いろいろなことを学ぶこと。また、お客様に、名前を憶えてもらえるような良い印象を与えることです。お客様に寄り添い、要望に沿った提案をできるようになりたいと思いながら、日々努めています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

上司や先輩と、コミュニケーションのとりやすい環境の中で仕事ができ、さらに高校時代から取り組んでいる弓道の稽古と両立できることが、良かったと感じています。
今まで知らなかった、お金の流れについて考え、学ぶことができ、知識が広がりました。
窓口業務を通して、どうしたら相手に伝えることができるかを考えるようになり、言葉で説明することの大切さを学びました。

Q

豊橋商工信用組合はこんな会社

A

「ご縁は財産」のスローガンの通り、お客様一人ひとりとのご縁を大切にしています。
さまざまなキャンペーンを通して、お客様に親しんでもらえるように努めています。
職員間のコミュニケーションがよく、明るく、話しやすい職場です。
休みが取りやすく、仕事以外のことにも理解を示してくれます。

Q

現役高校生へメッセージ

A

金融機関を希望するなら、専門用語やお金の流れなども知っておくとよいと思います。資格も取っておくと良いです。
趣味を持つことも大切、生きがいにつながると思います。

タイムスケジュール

08:30 出勤
08:40 掃除、朝礼
08:50 渉外預かり伝票処理、開店準備
09:00 出納、窓口業務
11:15 昼休憩
12:15 出納、窓口業務
15:00 現金締め、伝票の確認、書類整理など
17:30 退勤 *弓道の稽古にいきます!

2025年2月19日

自分らしく仕事をし、結果をだしたい!

菰田健太さん

  • 部署本店営業部 渉外係
  • 出身校私立桜丘高校
  • 入社年月2016年4月
  • 趣味映画鑑賞
  • 年齢30歳 (2024年5月現在)
  • 主な仕事渉外係としてお客様のところに訪問し、相談、提案など

1年間の内勤を経て、2年目から渉外係としてお客様のところに訪問し、困っていることなどを伺いながら、提案などをしています。
入組9年目で、南栄支店、牧野支店を経て本店営業部勤務となりました。住宅地だったり、商店街だったりと、エリアごとに特徴があるので、それぞれに合わせて対応しています。
この仕事は、お客様の所に伺い、お客様が望んでいることに対応することが求められます。その要望をクリアできたときや、実績を積み上げていくことで会社に貢献でき、結果を出せたときにやりがいを感じます。
今後は、自分のことだけでなく、後輩の質問や相談などにもしっかり答えられるようになりたいと思っています。
仕事をやっている以上、毎日1位を目指すつもりで取り組んでいます。

Q

良かったこと・学んだこと

A

お客様の近くで、直にお話を伺ったうえで、課題に対して提案を行い、自分の思った通りに解決できたときはうれしく、また、お客様にも喜んでもらえたときは、格別な思いが生まれます。
さまざまな業種のいろいろな人と出会え、さまざまな見方を知ることができることも楽しいです。仕事のために学んだことが、自分の知識となり、自分を豊かにしてくれることや、自分らしく仕事ができる点も良いなと思っています。

Q

豊橋商工信用組合はこんな会社

A

人と会って話し、人と人とをつなぐなど、モットーとして掲げている「ご縁は財産」を浸透させています。
会社内でも、職員一人ひとりがつながっていて、一丸となって取り組んでいます。

Q

現役高校生へメッセージ

A

社会人になると、学生時代とはガラッと生活が変わります。
ですから、高校時代、友だちとの遊びを大切にしておきましょう。
資格も、取れるものは取っておきましょう。

タイムスケジュール

08:30 出勤
08:45 朝礼
09:00 外回り その日の地区によって件数が異なります
12:00 昼休憩
13:00 外回り再開
16:30 事務作業
17:00 渉外ミーティング
17:30 退勤

企業情報

社名 豊橋商工信用組合(トヨハシショウコウシンヨウクミアイ)
業種 金融保険
住所 愛知県豊橋市前田町一丁目9-4
地図 GoogleMap
TEL 0532-53-2828
FAX 0532-52-9433
ホームページURL https://www.toyohashi-shoko.co.jp/
創業 1952(昭和27)年6月17日
設立 1952(昭和27)年6月17日
資本金 30億900万円
代表者 理事長/丸藤保彦
事業内容 預金業務、融資業務、為替業務、代理業務、国債・保険窓口販売ほか
従業員数 161人
売上高 【預金高】1,617億円(2024年3月期)
事業所・支社・支店 本部=愛知県豊橋市前田町一丁目9-4、
【豊橋市内6店舗】本店営業部・二川支店・東田支店・南栄支店・下地支店・牧野支店 
【田原市内4店舗と1出張所】田原支店・福江支店・赤羽根支店・中山支店・田原南出張所(わが社のミライ相談所)
【豊川市内1店舗】豊川支店
その他 第8回サステナブルファイナンス大賞「地域金融賞」(2023年1月)受賞