株式会社ベルソニカ
トップインタビュー
2024年7月9日
独自の技術で未来をひらく
株式会社ベルソニカ 生産部 部長 古橋 興宣
私たちは、自動車の骨組みとなる車体フレーム部品を主に製造するエンジニア集団です。国内3拠点、海外3拠点で作っている製品はすべてスズキ車に搭載されています。車体フレームは、車の強度とドライバーの安全を確保する重要な役割があります。独自の技術でお客様の要求を満たしたモノを提供する。それが私たちの使命です。特に、超高張力鋼板(ハイテン)の加工技術を得意とし、車体の剛性と軽量化の実現により、環境に優しく、安全性の高い車づくりの一翼を担っています。
私は1998(平成10)年にベルソニカへ入社しました。プレス・溶接・塗装すべての製造職場を経験し、モノづくりの基本や工場管理を学びました。入社して10年がたった頃、インドにある子会社へ出向し、2018(同30)年に工場長に着任しました。インドは風土・文化が日本とは全く異なるため、初めは日本の製造方法や技術を理解してもらえず、とても苦労しました。毎日生産職場に足を運び、ローカルスタッフとコミュニケーションを取ることで、現地の考え方を知り、自分たちの考え方を理解してもらい、生産体制を構築することができました。諦めず努力し続けたことで、現地顧客のマルチスズキ社の信頼を得られたのだと思います。
まず相手を理解し真の仲間となり、共に新しいことに挑戦する。そういった多くの経験がすべて今の自分に生きていると思っています。現在は製造部長として、お客様により良い製品を提供し続けること、従業員の働く環境を整えることに力を注いでいます。
当社は、一人ひとりが生き生きと活躍し、時代のニーズに応えるモノづくりを実現する。私たちは経営理念である「全員幸福主義」のもと、当社に関わる人のしあわせを願い、モノづくりを通じて理念の具現化を目指しています。これからも生産活動を通じて、顧客・環境保護・地域社会に貢献していきます。
先輩にインタビュー
2024年6月24日
目の前の課題を着実に達成することが今の目標です
藤下 仁志さん
- 部署型保全グループ
- 出身校静岡県立湖西高校
- 入社年月2021年4月
- 趣味音楽鑑賞、スノーボード、友だちとお酒を呑む
- 年齢21歳 (2024年4月現在)
- 主な仕事金型のメンテナンス、点検、修理など
当社で働いている高校の先輩から、忙しいけれどやりがいがある、明るくおもしろい仲間がたくさんいるなどの話を聞いて興味を持ちました。
会社見学会で従業員の人たちが笑顔で迎えてくれて、実際の仕事内容を間近で見ることができ、この会社で働いてみたいという気持ちが強くなりました。自動車の骨格部品は乗る人の命を守る役割を担っているという説明を受け「厳しいこともあるかもしれない、でも挑戦してみたい!」と思い、当社を選びました。
3年目に入り、今はプレス工程で使う金型の修理やメンテナンスの仕事をしています。先輩たちにサポートしてもらいながら、一人でできる仕事も増えてきました。
難しい仕事も諦めずに最後までやり遂げ、今までできなかったことができるようになったときに、大きな喜びがやりがいを感じます。種類の多い金型を全部扱えるようになるには、知識と技能が必要です。
目の前の課題に取り組み、たくさんの経験を積んで、将来は監督者としてチームをまとめられるようになりたいです。
良かったこと・学んだこと
良い製品を作るために、金型の点検・補修は必要不可欠です。壊れてしまった金型を元通りに直す先輩たちの腕前は一流だと思います。その仕事ぶりを間近で見ることができ、毎日刺激をもらっています。
最初の印象は、職人気質で厳しいイメージでしたが、実際にはとても優しく丁寧に教えてくれるのですぐに馴染むことができました。少しでも早く、一人前として認めてもらうために、日々向上心を持って取り組んでいます。
株式会社ベルソニカはこんな会社
ハイテンをはじめ、独自の技術で「難しい」を「実現」し、お客様からの厚い信頼を得ています。
先輩も上司も明るく頼りがいがあり、何でも相談できて働きやすいです。つくっている製品は硬いですが、柔らかい雰囲気が推しです。
現役高校生へメッセージ
勉強や部活動、何でも一生懸命頑張ってください。僕は小学校から野球に打ち込んでいました。どんな状況でも諦めない気持ちは、仕事の幅を広げ、自分のスキルアップにつながります。野球の話題は、先輩とのコミュニケーションに役立っています!
タイムスケジュール
07:45 | 出社 |
---|---|
08:00 | ラジオ体操、朝礼 |
08:15 | 設備始業前点検 |
09:00 | 金型点検 |
12:10 | 昼休憩 |
12:50 | ブロック修理 |
15:00 | 修理ブロック組み付け |
16:45 | 日報記入、振り返り |
17:00 | 退社 |
2024年6月24日
つくるものに人の命がかかっている責任ある仕事です
長井 翔さん
- 部署生産第2グループ
- 出身校愛知県立豊川工科高校
- 入社年月2022年4月
- 趣味サッカー、ゲーム
- 年齢20歳 (2024年4月現在)
- 主な仕事溶接工程のオペレーター
工業高校で学んだ溶接・金属加工の知識や、計測器具の使い方の知識を生かせる製造業に就きたいと思い、会社見学会に参加しました。その際に、会社の理念である「独自の技術で未来をひらく」に共感しました。実は高校まで人とコミュニケーションをとることが苦手だったのですが、当社の人とのつながりを大切にする風土を知り、楽しそうに働いている人たちを見て、この中であれば「自分自身も変われる、成長できるかもしれない」と思い、入社を決めました。
仕事は、溶接職場で自動車のブレーキペダル加工ラインで、部品のセットから、溶接完了品の検査まで行っています。人の命に関わるものをつくるという仕事に、常に責任感を持って従事しています。
ベルソニカは教育制度が充実しているので、工程・作業改善に必要なスキルの習得、資格の取得にチャレンジしています。新しく入った仲間にも自分の経験やスキルを伝えて、お互い成長していきたいです。
良かったこと・学んだこと
ブレーキペダルは小さな部品ですが、車にとってとても重要な部品です。一つ作るにしても何十人もの人たちが関わっています。最初は責任ある仕事に不安を感じていましたが、先輩たちが親身になってアドバイスをくれたおかげで今では自信を持って仕事ができています。
また会社には同好会活動があり、その中のフットサルとサウナ同好会に所属しています。同好会活動のおかげで、普段関わりのない部署の人とも話すことができ幅広い交友関係を築けています。
株式会社ベルソニカはこんな会社
人とのつながりを大切にする会社です。頼りになる先輩が多くいて、話しやすく、いつもサポートしてくれます。一緒に働く仲間は、年齢や国籍さまざまです。
いろいろな人とコミュニケーションをとることができ、自分の視野を広げてくれます。
現役高校生へメッセージ
気分転換に、休日に楽しめる趣味を作っておくと良いと思います。社会人になってからもリフレッシュの時間は大切です。残りの学生生活は、友達と遊んで楽しんで、思い出づくりしてください。
タイムスケジュール
7:45 | 出社 |
---|---|
8:00 | ラジオ体操・朝礼 |
8:15 | 設備始業点検 |
8:20 | ブレーキペダル生産 |
12:10 | 昼休憩 |
12:50 | QCサークル活動 |
13:30 | ブレーキペダル生産 |
17:45 | 日報記入、振り返り |
18:10 | 退社 |
企業情報
社名 | 株式会社ベルソニカ(カブシキガイシャベルソニカ) |
---|---|
業種 | メーカー |
住所 | 静岡県湖西市山口630-18 |
地図 | GoogleMap |
TEL | 053-576-1551 |
FAX | 053-576-3422 |
ホームページURL | https://bellsonica.co.jp/ |
創業 | 1956(昭和31)年1月 |
資本金 | 1億5,600万円 |
代表者 | 代表取締役社長/鈴木 浩 |
事業内容 | 自動車部品の設計、開発、生産 |
従業員数 | 600人 |
売上高 | 330億円(連結、2024年3月期) |
事業所・支社・支店 | ・本社工場=静岡県湖西市山口630-18 TEL.053-576-1551 ・Bell-B工場=静岡県湖西市白須賀6296 TEL.053-579-2244 ・Bell-菊川工場=静岡県菊川市加茂1300-24 TEL.0537-37-3800 |
グループ・関連会社 | 海外子会社 インド ・Bellsonica Auto Component India Private Limited ・Bellsonica Private Limited インドネシア ・PT.Bellsonica Indonesia |
主な取引先 | スズキ株式会社 ほか |