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株式会社ウッドワン 東海製造部

トップインタビュー

2025年6月20日

一流のものづくりで社会に貢献

株式会社ウッドワン 東海製造部  東海製造部豊橋工場 次長 吉見 公位

経営理念は「業界一流のメーカーとして、本業を極め、本業に徹し、一流の商品をお客様にご提供することを通じて、社会の発展に貢献する。」こと。業界をリードするメーカーとしての誇りを持ち、日々の製品づくりに真摯に取り組んでいます。
当社東海製造部は、豊橋工場と蒲郡工場の2拠点からなり、主に住宅内装用建材の製造を行っています。世界的プロダクトデザイナーの深澤直人氏をディレクターに迎えた「WO Timeless standard collection」の扉も豊橋工場で製作しています。
東海製造部では社是である「挑む」の精神のもと、年齢や経歴、性別を問わず、誰もがチャレンジできる環境づくりを進めています。やりたいことに挑戦し、スキルアップを図る社員を周囲が支える風土が根づいています。
木材の魅力は同じ樹種でも木目や色合いが一本一本異なるところにあります。それぞれの「顔」の違いを生かしながら、丁寧に仕上げることで、シートでは表現できない本物の質感と価値を提供しています。一方で、天然素材ならではの節や模様が誤解を招くこともあり、木材の特性を正しく伝えることも私たちの大切な役割と捉えています。
木材を扱う仕事は力が必要と思われがちですが、実際には女性や未経験の方でも活躍できる環境があります。梱包や品質検査など多様な業務があり、豊橋工場では若年層から高齢の人まで、家族のような雰囲気で協力し合っています。また、野球、ゴルフ、サーフィン、釣りなどの同好会もあり、社員同士の交流も盛んです。
また、育児休業や産前産後休暇はもちろん、9時〜16時の時短勤務など、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方も可能です。子育て世代が長く安心して働けるように環境整備にも力を入れています。

先輩にインタビュー

2025年6月26日

どんな仕事も「できない」で終わらせず挑む

谷山結絆さん

  • 部署ドア課
  • 出身校私立豊橋中央高校
  • 入社年月2023年4月
  • 趣味ボウリング
  • 年齢20歳 (2025年4月現在)
  • 主な仕事木材を加工する機械を動かしたり、完成品の梱包作業

高校生のときに当社の「伐採と植林による30年1サイクルとした循環型の森林経営」を知り、持続可能な取り組みに強くひかれて志望しました。もともと木で物を作るのが好きでしたし、自然が好きだったこともあり、「どうせ働くなら好きなことに関わる仕事がしたい」と思いました。木の香りに囲まれながら仕事ができるのは、本当に気持ちがいいです。
木材は同じ樹種でも1枚1枚の木目や色が違うのが魅力。僕は直接お客さまと話す機会はありませんが、クレームがないということは、お客さまが嫌だなと思う製品は出荷していないという証拠だと思っています。自分が手がけたドアがどこかの家で使われていると思うと嬉しくなるし、仕事のモチベーションにもつながっています。
例えば、同じヒノキでも少し曲がっているだけで加工が変わります。木材加工のスキルもすごく上がり、知識も深められました。今後の目標は、ドア課のすべての設備をマスターすること。今はまだ組み立てる前の部材の加工は担当していないので、将来的にはすべての工程を一通りできるようになりたいです。
最近ではメインの機械の操作を任せてもらえるようになり、以前よりも効率や周りのサポートを意識するようになりました。会社の社是にある「挑む」という言葉の通り、「できない」で終わらせず、わからないことは聞いてできるようになりたいと思っています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

目標を持って作業に取り組むことと、時間管理の大切さを学びました。一日のスケジュールを決めて、翌日の段取りを前もって行うことで、次の日の仕事が楽になります。特に、「何時までにどこまで終わらせるか」を意識して、どう効率よく作業が進められるかを常に考えています。ライン作業なので、自分だけが終わればいいわけではありません。周りの状況を見てサポートに回ることも意識しています。
また、休日は仲の良い先輩たちと飲みに行ったり、遊びに出かけたりすることもあり、人間関係にストレスを感じることがなく良かったです。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

ドア課は年齢の近い先輩が多く、コミュニケーションが取りやすい雰囲気です。
社内の雰囲気はとても明るいです。気軽に相談できる雰囲気があり、ちょっとした疑問でもすぐ聞けるような関係性が築けていて、「聞きにくくて困る」ということがないのでありがたいですね。

Q

現役高校生へメッセージ

A

高校生活では小さなことでもいいので目標を持って生活することを意識してみてください。学生時代の僕は目標を持たずに過ごしていました。
入社後も何を目標にしたら良いかわからなかったので、学生のうちから目標を立てて達成する習慣をつけておくと社会に出たときにきっと役立つと思います。

タイムスケジュール

07:30 出勤
07:35 朝の立ち上げ作業
07:45 朝礼
08:00 作業
12:00 昼休憩
12:55 作業再開
16:00 翌日の部材ピック作業
17:30 退社

2025年6月20日

働きやすさと人の温かさが魅力

玉越杏純さん

  • 部署枠材課
  • 出身校愛知県立福江高校
  • 入社年月2018年4月
  • 趣味ネイル
  • 年齢25歳 (2025年4月現在)
  • 主な仕事加工されたドア枠の梱包作業

当社を知ったきっかけは、高校の先輩が働いており、先生からの勧めがあったからです。曾祖父が大工をしていたこともあり、木材の建具に親しみがあり、志望しました。
製造業と聞くと、体力を使うイメージがありますが、力仕事もそこまで多くなく、ピアスやネイルも自由なので、女の子でも働きやすい環境だと思います。有給も取りやすいですし、私は働きやすいと感じています。仕事は夕方に終わるので、平日の夜も友人と食事に行くこともでき、プライベートとの両立もできています。
職場の雰囲気も良く、先輩たちはどんな質問にも丁寧に答えてくれますし、優しい人たちばかりで、人間関係のストレスはありません。忘年会や歓迎会など社内の集まりにも積極的に参加して、親睦を深めています。
日々の業務では、効率よく作業を進めることを意識しています。「今日はここまで終わらせる」と目標を立てて、無駄のない動きができるように工夫しています。
また、当社がある明海地区は工場が多く集まっている地域なので、帰宅ラッシュを避けるためにも、残業をできるだけ減らして定時に帰れるように、みんなで協力しながら作業に取り組んでいます。

Q

良かったこと・学んだこと

A

効率的に動くことの大切さをこの仕事を通じて学びました。
梱包作業は遅れると商品がたまり、次の工程や生産スケジュールにも影響を与えてしまいます。周囲に迷惑をかけるだけでなく、自分自身も焦ってしまうので、「どうすればもっと早く梱包できるか」、「どの順番で段取りすればスムーズか」などを考え、1日の作業計画を自分なりに立てて取り組むようになりました。
その結果、今までより梱包作業のスピードも上がり、商品の滞留も減少。自分で考えて行動することの大切さを実感しています。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

優しくて頼りになる上司、面白い先輩、そしてかわいらしい後輩に出会えたおかげで楽しく仕事を続けられています。
人間関係のストレスもなく、人に恵まれた職場だと感じています。

Q

現役高校生へメッセージ

A

たくさん勉強をして、たくさん遊んで、やりたいことをたくさんして、残りの高校生活を楽しんでください。

タイムスケジュール

07:30 出勤
07:45 始業、ラジオ体操、朝礼
08:00 梱包作業
10:00 休憩
10:10 梱包作業
12:00 昼休憩
12:55 梱包作業
14:50 休憩
15:00 梱包作業
16:20 日報処理、掃除
16:45 退社

企業情報

社名 株式会社ウッドワン 東海製造部(カブシキガイシャウッドワン トウカイセイゾウブ)
業種 メーカー
住所 愛知県豊橋市明海町5-30
地図 GoogleMap
TEL 050-9000-3360
FAX 0532-23-5757
ホームページURL https://www.woodone.co.jp/
創業 1935(昭和10)年5月
資本金 73億2,400万円
代表者 代表取締役社長/中本祐昌
事業内容 木質内装建材製造メーカー
従業員数 1,211人(2024年3月31日現在)
売上高 647億7,900万円(2024年3月期)
事業所・支社・支店 本社=広島県廿日市市木材港南1番1号
東海製造部・関東事業所 
海外拠点:ニュージーランド・フィリピン・インドネシア
グループ・関連会社 (株)ベルキッチン・(株)フォレストワン・中本造林(株) ほか
許認可類 FSC(森林管理協議会)・FM認証(森林管理認証)
CoC認証(加工、流通過程の管理認証)