東洋製罐株式会社 豊橋工場
会社プロフィール
100年以上の歴史を持つ
世界でも有数の総合容器メーカー
暮らしに寄り添う「包む技術」を世界へ届けています
1917(大正6)年、政治家高碕達之助により創業。高碕は、資源の少ない日本を案じ、食料の保存性を高めることで日本の輸出品を増やすことを目的に製缶事業を起こしました。1919(同8)年より国内初の自動製缶設備による製缶を開始。その後100年にわたり「包む」ことの大切さを基本に、時代のニーズに応えた包装容器を世の中に供給し続けてきました。
製缶事業から始まった東洋製罐は、容器の製造・開発を基軸に複数の事業を展開し、金属・プラスチック・紙やガラスなどさまざまな包装容器を製造する総合容器メーカーとして成長。
現在は101社からなる東洋製罐グループとなり、国内外で容器を供給しています。
事業内容
技術革新を繰り返しながら
さまざまな種類の容器を生み出しています
豊橋工場で生み出せれる製品は5,000品種以上
東洋製罐は、東洋製罐グループの中核を担う事業会社です。創業以来、技術革新を繰り返しながらさまざまな種類の容器を生み出してきました。国内13工場を拠点とし、食品・洗剤などのメーカーに容器を供給しています。そのなかで豊橋工場は、フィルム容器の製造を一手に引き受け、約5,000品種の製品を手掛けています。製品は日本全国、さらには海外のお客さまへも御届けしています。
主な製品には、世界に先駆けて開発・実用化したレトルトパウチ、リキャップが可能なスパウトパウチ、フィルムへの立体成形によってハサミ不要の開封を実現したフロスパウチ、電子レンジ対応パウチ、酸素吸収容器、立体加工を施すことができるクールショックパウチなどがあります。
2014(平成26)年に開発された、酸素吸収機能をもつ透明フィルムOXYDEC(オキシデック)は、酸素を嫌う食品や医薬の袋などにも使用されています。
企業情報
社名 | 東洋製罐株式会社 豊橋工場(トウヨウセイカンカブシキガイシャトヨハシコウジョウ) |
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業種 | メーカー |
住所 | 愛知県豊橋市明海町3-60 |
地図 | GoogleMap |
交通機関 | 豊鉄バス・中浜大崎線「工業団地前」から徒歩7分 |
TEL | 0532-23-5661 |
FAX | 0532-23-5960 |
ホームページURL | https://www.toyo-seikan.co.jp/ |
設立 | 1917(大正6)年 |
資本金 | 10億円 |
代表者 | 取締役社長/本多正憲 |
事業内容 | 金属、プラスチックとそれらの複合材料を素材とした包装容器の設計・開発・製造・販売、食品関連機械、包装システムの販売および技術サービス |
従業員数 | 2,554人 (2024年4月1日現在) |
売上高 | 2,431億8,200万円(2023年3月期) |
事業所・支社・支店 | 本社=東京都品川区東五反田2-18-1 国内事業所:テクニカルセンター、千歳工場、仙台工場、石岡工場、久喜工場、埼玉工場、横浜工場、静岡工場、豊橋工場、滋賀工場、茨木工場、大阪工場、広島工場、基山工場 海外拠点 :タイ、ベトナム、中国、ミャンマー |
グループ・関連会社 | 日本ナショナル製罐株式会社、本州製罐株式会社、琉球製罐株式会社、東洋製版株式会社、福岡パッキング株式会社、株式会社T&Tエナテクノ、東洋製罐グループエンジニアリング株式会社、東洋メビウス株式会社 ほか |
沿革
1917(大正06)年 | 創業者、高碕達之助は、先進国の缶詰技術を取得するため、アメリカへ。帰国後、空缶需要者共同の製缶工場として、東洋製罐を設立 |
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1919(大正08)年 | 自動製缶設備による製缶開始 |
1944(昭和19)年 | 本社を東京都千代田区へ移転 |
1958(昭和33)年 | ビール缶の製造を開始 プラスチックボトル(洗剤向け)製造開始 |
1969(昭和44)年 | レトルトパウチを世界に先駆けて開発・実用化。製造を開始 |
1970(昭和45)年 | ブリキの代わりとなる缶素材としてすずを使わないティンフリースチール(以下、TFS)材が開発し、これにより誕生したトーヨーシーム缶の製造を開始 |
1974(昭和49)年 | 米国企業スタンダン社と技術導入契約を締結し、DI缶の製造を開始 |
1978(昭和53)年 | PETボトル(醤油用)製造開始 |
1980(昭和55)年 | 幸ビルディング竣工(東京都千代田区) |
1982(昭和57)年 | 飲料用PETボトルの製造を開始 |
1990(平成02)年 | ステイオンタブ(SOT ) 付蓋の製造を開始 |
1991(平成03)年 | 環境負荷を飛躍的に低減したTULC(Toyo Ultimate Can)の製造を開始 |
1993(平成05)年 | 豊橋工場設立(豊橋市明海町)、稼働 |
1994(平成06)年 | オキシガード(米飯用)の製造を開始 |
1998(平成10)年 | 豊橋工場で、注口付きフロスパウチ生産開始 |
2001(平成13)年 | 低環境負荷のTULCの思想を受け継いだ、aTULCの製造を開始 |
2002(平成14)年 | 豊橋工場、工場棟増設 |
2004(平成16)年 | 豊橋工場、ISO14001(環境)取得 |
2008(平成20)年 | 豊橋工場、第二工場建設 |
2011(平成23)年 | 大崎フォレストビルディング竣工(東京都品川区) |
2012(平成24)年 | 豊橋工場、ISO22000(食品安全)取得 |
2013(平成25)年 | 商号を「東洋製罐株式会社」から「東洋製罐グループホールディングス株式会社」へ変更 |
〃 | 発泡PETボトル Fi-Cellの製造を開始 |
〃 | 豊橋工場、ISO9001(品質)取得、FSSC22000(食品安全)取得 |
2014(平成26)年 | 酸素吸収性を有する接着剤で複数のフィルムを貼り合わせた透明な多層フィルムOXYDEC(オキシデック)の製造を開始 |
2017(平成29)年 | 東洋製罐株式会社 創立100周年 |
2018(平成30)年 | ボトル缶の製造開始 |
2020(令和02)年 | 豊橋工場、第三工場増設 |