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日本特殊合金株式会社

トップインタビュー

2024年6月26日

社員一人ひとりの技能が大切な財産
育み続けるものづくりの喜び

日本特殊合金株式会社  代表取締役 中原 良

この蒲郡の地で、材料から一貫して超硬合金を製造販売しています。自動車、電子、機械、鉄鋼産業などさまざまな業界で使用されており、工具の素材、金型、チップなど“ものづくりのためのものづくり”を担っています。

当社の強みは技術力、製品の開発力、変化への対応力の3つであり、それらを支える社員個々の力も当然強みです。一人ひとりの技能に頼るところが大きく、誰もが仕事に誇りとやりがいを持っています。社員には、自分たちが作っているものが世の中に役立っていることを実感してもらい、ものづくりの喜びを感じてほしいと常に思っています。職場の先輩たちも親切丁寧に後輩たちに指導しています。

ユーザーとの対話を通じて新材種の提供にも力を入れており、これまでも要望に応じた新材種を開発し好評を得ています。国内外のユーザーの期待に応えるべく、製造販売一体となって高度な製品を提供していきます。

2024年より年間休日数をさらに1日増の120日にするとともに、情報発信、改善活動、イメージアップを通して社員の働きやすい環境づくりを進めます。職場の安全安心を第一に、充実した働く日々を送りながら、クオリティーの高い製品を作っていくことを重視しています。

これから世の中が変化していく中で、特に当社が依存度の高い自動車業界は大きく変わると予想されます。その変化を敏感に察知して、情報収集をするためにアンテナをきちんと広げて、お客様が作ってほしいものに応えていくことが大事だと思っています。
この蒲郡で50年近く続く企業ですので、地域に役に立てるようなことは積極的に取り組んでいきたいと思っています。

先輩にインタビュー

2024年7月4日

作った製品が身近なものに ものづくりのやりがい

長坂 晴多さん

  • 部署中焼加工
  • 出身校愛知県立三谷水産高校
  • 入社年月2023年4月
  • 趣味サッカー観戦、ゲーム
  • 年齢19歳 (2024年5月現在)
  • 主な仕事材料を加工する荒取や他工程の習得

材料を決められた長さに加工する「荒取」という作業をはじめ、次工程の「全長」の手伝いや、機械周りに溜まる粉じんの清掃などを行っています。
小学生のころに図工の授業で小さなものを作ったり、機械をいじったときに楽しいと感じていたこともあり、将来は機械を動かすようなものづくりの仕事に就きたいと思っていました。
所属する部署では包丁の形を作っていますが、普段の生活でもよく目にするものが時間をかけて、どういった工程で形になっていくかを学べています。
普段から加工している製品が店の商品棚に並んでいるところを見たり、近所の人が会社の製造する製品を使った工具を使っていることを聞いたりすると、やりがいを感じます。

Q

良かったこと・学んだこと

A

先輩たちは一から教えてくれます。この製品はこういうところで使われているとか教えてくれたりするので、こんな細かいところまでを作っているのだと日々勉強になっています。

Q

今までの失敗談

A

加工する際に刃の厚さを考えずに切断してしまい、長さを間違ってしまいました。ゆっくりと慎重に切る大切さを学びました。

Q

今後の目標

A

早く仕事を覚えて、いろんなことができるようになりたいです。いずれはQC検定を取得し、社内の品質管理も任されるようになりたいです。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

社員の人たちは困っているとすぐに教えてくれる雰囲気があります。しゃべる機会もありますし、最近は野球やボウリング、花見など交流を深める機会もあります。

Q

現役高校生へメッセージ

A

高校時代、あまり挑戦してこなかった自分の反省も踏まえて、資格が取れる環境があれば、できるだけ挑戦したほうがいいと思います。

タイムスケジュール

08:00 出社、夜勤で残った図面確認
08:30 朝礼、準備体操
08:45 加工作業開始
12:00 昼休み 食堂で昼食
12:50 加工作業再開
17:00 業務報告、清掃
17:30 退社

※1週間ごとに入る夜勤は20:00から翌日5:00までです。

2024年6月27日

得意作業を任される喜び 家族孝行もできる

大久保 遼さん

  • 部署プレス
  • 出身校愛知県立三谷水産高校
  • 入社年月2021年7月
  • 趣味旅行、ラーメン屋探し
  • 年齢24歳 (2024年5月現在)
  • 主な仕事さまざまな金型を使い分け、金属の素となる粉をプレスして形状化

さまざまな金型を使い分け、金属の素となる粉をプレスして形にする作業をしています。お客様の要望にあった製品を作るため、大きさも形もいろいろ。マニュアルに従い、安全で効率的な作業の進め方を模索しています。毎回仕事終わりには、日報として作った製品の個数や重量を記録しています。金属の粉じんが溜まるため、掃除に専念する日もあります。
幼いころからものづくりに興味がありました。求人広告を見て、自宅から通勤しやすく、社員の人が作業工程などを親切にわかりやすく説明してくれたこともあり、当社に就職することを決めました。
身近なものを作っているため、自分が作った包丁を祖母にプレゼントしたら、すごく喜んでくれました。

Q

良かったこと・学んだこと

A

自慢の忍耐力を生かし、ほぼ同じ作業を何時間も繰り返すという得意な作業を任せてもらえたことです。有給休暇も取りやすいので旅行にも行きやすく、モチベーションを維持できています

Q

この仕事に感じるやりがい

A

できる仕事が増えたときや、作業スピードの向上を感じられたときにやりがいを感じます。
また、すべての依頼を終えてホワイトボードがまっさらになったときも気持ちが良いです。

Q

今後の目標

A

別の機械の操作方法も学んで、今よりももっと多くの仕事を覚えて多能工化し、ほかの部署の仕事も手伝えるようになりたいです。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

上司の人たちは優しく教えてくれるうえ、説明の仕方がうまいです。飲み会などのコミュニケーションを図る機会もあり、チーム力が育まれています。

Q

現役高校生へメッセージ

A

社会人になるとどうしても休日などのスケジュールが合う友達が減るので、たくさん友だちを作ったり、遊んでおくと良いと思います。

タイムスケジュール

08:15 出社、準備体操
08:35 朝礼
08:45 テスト作業
09:30 依頼作業
10:00 5分休憩
10:05 作業再開
12:00 昼休 食堂で昼食
12:50 作業再開
15:00 5分休憩
15:05 作業再開
17:00 日報の記録、清掃
17:30 退社

2024年6月28日

ものづくりの魅力を実感。力仕事で健康的な毎日

遠山詠士さん

  • 部署配合
  • 出身校愛知県立豊川工業高校(現 豊川工科)
  • 入社年月2013年4月入社
  • 趣味草野球、釣り
  • 年齢29歳 (2024年5月現在)
  • 主な仕事微粒の金属粉末と添加物などの配合

製造における最初の工程で、微粒の金属粉末と添加物などを配合する仕事をしています。昔からものづくりが好きで、製造業に勤めたいと思っていました。
自分が関わったものが最終的に製品になるのを見ると、やりがいを感じます。重さ40~50キロある原料を毎日のように運ぶので、体力がつきました。
学生時代から野球をやっていましたが、この会社で働き出してからも体が衰えることなく、健康的な毎日を過ごせています。
仕事中は、有機溶剤を扱っているので、労災を起こさないように集中して取り組みたいと思っています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

勉強会などがあって超硬合金に関する知識が深まるので、大好きな釣りの重りなどが、どんな素材でできているのか興味を持つようになりました。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

社員には気さくな方々がたくさんいて、コミュニケーションが取りやすいです。
先輩後輩の垣根もなく、この環境のおかげで自分が成長できていると思います。

Q

現役高校生へメッセージ

A

あいさつをする習慣を身に付けておいてほしいです。何事もあいさつからコミュニケーションが始まります。

タイムスケジュール

8:30 出勤・体操
8:35 朝礼
8:45 配合作業
12:00 昼休憩
12:50 配合作業再開
15:00 休憩
15:05 配合作業再開
16:00 片付け、保守・点検
17:30 退社

2024年6月28日

超硬合金の需要に驚き!後輩も安心できる環境を

竹内政貴さん

  • 部署焼結
  • 出身校愛知県立三谷水産高校
  • 入社年月2019年4月
  • 趣味競馬、韓国ドラマ、美術鑑賞
  • 年齢23歳 (2024年5月現在)
  • 主な仕事焼結炉で丸のこ用超硬チップや中焼体などの焼結

焼結炉で丸のこ用超硬チップや中焼体などの焼結を担当しています。高温の焼結炉の近くで作業をするので、毎日汗だくになります。
地元の企業で、昔から父の職場も近く両親から「良い会社だぞ」と聞いていたため興味がありました。
いかに効率よく一日の仕事をこなしていくか考える楽しさや、これまで経験したことがないことを新しく学べるところにやりがいを感じます。
これから後輩も入ってくると思うので、初心を忘れずに、新入社員も安心して仕事ができる職場環境を作っていきたいです。

Q

良かったこと・学んだこと

A

普段何気なく使っていた小さな部品が、どれだけ多くの人が関わって作られているかを知ったとき、新鮮な気持ちになりました。また、医療器具など、意外な分野での超硬合金の需要を知ることができました。そのほか、仕事を通じて、仲間との細かい情報共有やコミュニケーションの重要性と、基本に忠実であることの大切さを学びました。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

社員の誰もが仕事に自信を持っていて、円熟した雰囲気があります。
プライドを持った先輩に触発され、自分自身も意識が変わってきています。

Q

日本特殊合金はこんな会社

A

常に安全を意識した生産ラインを持っています。
問題解決が迅速で、ミスへの徹底した対応や教育が行き届いています。
社員全員が正確な仕事を心掛けています。

Q

現役高校生へメッセージ

A

早く寝られるときは寝て、ご飯は3食をしっかり食べて、規則正しい生活を送ってください。健康でいることが何より大切です。

タイムスケジュール

8:30 出勤・体操
8:35 朝礼
9:00 炉の確認
9:05 炉の出し入れ、振るい作業
12:00 昼休憩
12:50 炉の出し入れ、振るい作業再開
15:00 休憩
15:05 炉の出し入れ、振るい作業再開
17:30 退社

企業情報

社名 日本特殊合金株式会社(ニホントクシュゴウキンカブシキガイシャ)
業種 メーカー
住所 愛知県蒲郡市豊岡町白山11-3
地図 GoogleMap
TEL 0533-69-1100
FAX 0533-69-1353
ホームページURL https://www.ntg-tokyorope.co.jp/
設立 1969(昭和44)年9月
資本金 9,800万円
代表者 代表取締役/中原 良
事業内容 超硬合金の製造販売<切削工具素材、耐摩工具、バインダレス金型(ガラスレンズ成形)、インサートチップ素材、丸鋸チップなど>
従業員数 118人
売上高 20億8,300万円(2024年3月期)
事業所・支社・支店 本社=蒲郡市豊岡町白山11-3
グループ・関連会社 東京製綱株式会社(東証プライム)
許認可類 ISO9001認証