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NJT銅管株式会社

トップインタビュー

2025年6月11日

銅管の製造を通して社会に貢献

NJT銅管株式会社  代表取締役社長 石黒 則充

私たちが作る銅管はエアコンをはじめ、冷蔵庫、給湯器、各種熱交換器など身の回りの多くの製品に使われている“縁の下の力持ち”です。フラットで風通しが良い職場環境で、熱を通しやすい銅のごとく情熱を持った社員たちにより作られています。

旧社名は住友軽金属工業(住軽伸銅工業)であり、豊川市一宮町で1969年(昭和44年)に操業を開始して以来、約55年間に渡り銅管を作り続けている歴史ある会社ですが、2019年10月に『NJT銅管』として新たなスタートを切りました。

主力製品はエアコン(室内機・室外機)用の熱交換器に使用される内面溝付銅管(伝熱性能を向上させるために管の内面に溝を加工形成した銅管)ですが、その中でも耐食性を向上させたDANT(高耐食性銅管)という新材質を開発(特許取得、JIS材質番号登録)して一部のエアコンに搭載されて高い評価を得ており、今後更に拡販していく予定であります。

古い設備を更新する大型設備投資や品質管理レベルを向上させる戦略投資を積極的に行ってお客様のご要求に応えていきます。またエアコン用銅管では一部アルミ化の流れがあるためマレーシアでアルミ管の生産を開始しています。銅は『古くて新しい金属』と言われるように自動車EV化、宇宙開発、電気電子機器・情報通信機器の最先端分野でも重要な役割を果たしリサイクル性も高く無限の可能性がある金属ですので、この製造を通してこれからも広く社会に貢献していきます。

先輩にインタビュー

2025年6月11日

豊富な知識やスキルを日常生活にも生かせる

五十嵐卓真さん

  • 部署設備保全課
  • 出身校愛知県立豊橋工業高校(現豊橋工科) 
  • 入社年月2016年4月
  • 趣味バスケットボール、ドライブ
  • 年齢27歳 (2025年5月現在)
  • 主な仕事担当機械の電気系保全作業とさまざまな改善業務、工場設備の突発故障対応、経年劣化した電気機器の更新

日常生活で欠かせないものを作る会社で働きたいと思い、この会社はエアコンの部品を作っていると知って入社を決めました。先輩たちが優しく、他部署との関係も良いので相談がしやすく、仕事が進めやすい環境が整っています。

突発故障の対応で復旧・修理できた時には達成感を味わうことができます。機械を操作するオペレーターに感謝されると本当にうれしいです。

新しいものを取り入れて業務の改善を進めたり、自分の考えを取り入れて制御回路の設計ができるところもやりがいを感じます

設備保全だけでも200種類ほどの機械を扱うので、いろいろな知識やスキルが身に付きます。東三河でもこれほどの会社はほかにはないと思います。

Q

良かったこと・学んだこと

A

工場の機械がどういう仕組みで動いているのかを知ることができました。
また、会社で身に付いたスキルを別のことに生かせたり、いろいろ方と会話する機会が多いためコミュニケーション能力もつきました。
保全業務の必要性や、先輩・後輩とのコミュニケーションの大切さを学びました。

Q

今までの失敗談

A

突発故障での対応で修理や交換する場所を間違えたり、設計や改造ミスによる誤作動などで稼働を止めてしまったことがあります。
もっと成長して、後輩たちの手本となり、頼られる存在になりたいです。

Q

現役高校生へのメッセージ

A

高校生の時点では自分たちのやりたい職業を見つけるのは難しいと思いますが、なんとなくで仕事を選ばず、自分の長所や得意分野を生かせそうな仕事を探して、就職後に実際に生かせると仕事が楽しく感じられると思います。

タイムスケジュール

07:50 出勤
08:00 体操
08:15 朝礼
08:30 ミーティング
08:45 日常点検、資料作成、突発故障対応、保全などの準備、部品発注など
12:00 昼休憩
13:00 月例点検
14:00 日常点検、資料作成、突発故障対応、保全などの準備、部品発注など
18:00 退社

※昼勤務の場合

2025年6月13日

日々成長して若手代表の見本となるように

松井 桐さん

  • 部署設備保全課
  • 出身校愛知県立豊川工業高校 (現 豊川工科)
  • 入社年月2022年4月
  • 趣味サッカー観戦
  • 年齢21歳 (2025年6月現在)
  • 主な仕事機械の計画保全作業、改善業務、突発故障対応、法令で定められた年次点検や月例点検

機械の計画保全や改善業務のほか、突発故障の対応や、法令で定められた年次点検、月例点検などを行います。
多くの資格を取ることができ、技術や技能が向上する仕事で、原因究明や再発防止対策など、自信で考える力が身に付きます。多くの人とコミュニケーションをとる一方、作業ペースは自分で決めることができます。
仕事を通して、何か月も先の保全に合わせて計画的に仕事をする重要性を学びました。安全ルールを順守すること、定期点検をきちんとすることも、この仕事では重要です。難しいことは、上司や先輩に相談することも学んだことの一つです。
今後も安全ルールを守り、怪我無く仕事していきます。そして、多くの資格を取得し、スキルを身に着けて、若手代表の見本となることを目標にしています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

機械は噓をつきません。手を抜いた処置や劣化の放置をすると、すぐに故障するようになったり、騒音や異音につながったりします。自分が行った処置で故障件数が減ったり、騒音、異音が解消したりすると満足感が得られます。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

上司や先輩がとてもフレンドリーで、いつも笑顔があふれています。会社全体で、安全に仕事ができる環境づくりを常に行っています。

Q

現役高校生へメッセージ

A

覚えることが多い仕事ですが、その分日々成長を感じられます。高校時代に溶接や危険物などの資格を取得しておくと、すぐに役立てることができます。

タイムスケジュール

07:50 出勤
08:00 体操
08:10 朝礼
08:20 ミーティング
08:45 日常点検、資料作成、突発故障対応、保全等の準備、部品発注など
12:00 昼休憩
13:00 月例点検
14:00 日常点検、資料作成、突発故障対応、保全等の準備、部品発注など
16:45 退社

企業情報

社名 NJT銅管株式会社(エヌジェイティードウカンカブシキガイシャ)
業種 メーカー
住所 愛知県豊川市大木町新道100
地図 GoogleMap
TEL 0533-93-2311
FAX 0533-93-5119
ホームページURL https://www.njt-copper.com/
設立 2011(平成23)年10月
資本金 1億円
代表者 代表取締役社長/石黒則充
事業内容 銅及びその合金の鋳塊・管・棒等並びに各種金属加工管・熱交換器・継手などの加工品製造及び販売
従業員数 約600人
売上高 517億9,000万円(2024年3月期)
事業所・支社・支店 本社・伸銅所=愛知県豊川市大木町新道100
TF工場(名古屋市)、営業事業所(東京・名古屋・大阪・九州)
グループ・関連会社 NJT SOLUTIONS(MALAYSIA) SDN. BHD.