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イトモル株式会社

トップインタビュー

2025年6月23日

手に宿る技能と再現化できる技術で
未来に向けて挑戦しつづける

イトモル株式会社  専務取締役 坪内 芳朗

創業以来55年、東三河でプラスチックの小物精密製品をつくっている会社です。精密製品を量産するには、金型の精度が非常に重要です。それを実現するためには、持続的に技能を蓄積した社員の力が必要です。
世の中は欧米化し、若者たちの考え方も変わってきました。しかし、モノづくりにおける中小企業の強みである「手に宿る技能と再現化できる技術」の重要性は変わりません。技能がなければ技術は成り立ちません。その技能は、積み重ねてきた技術で磨き上げられます。
当社は、蓄積してきた技能と技術によって、その時に業界初といわれるものに挑戦して実現させ、再び、次のステージに上げるための技術を育むということを繰り返してきました。
グローバル化する社会において、モノづくりにおける国際的な競争力を支えているのは、中小企業の技能と技術力です。人の手によって仕上げていく力が競争力となり、継続につながっていきます。
当社では、自動車向けの製品が大部分を占めます。部品として車の性能を支えていることから自分たちの仕事を外から見ることはできませんが、私たちが製造する精度の高い部品があってこそ、安全で長く乗れる車を実現させていると自負しております。
こうした実現に携わる社員たちの力は、「挑戦する環境」が生み出しています。お客様の要望に対して、新たな付加価値を付けて製品を提案することで力を付けています。「失敗も次の経験にいかせばよい」という考え方でチャレンジすることを勧め、「人の成長と社会への貢献」に力を注いでいます。

先輩にインタビュー

2025年6月23日

いずれは、機械の立ち上げから携わりたい

平野完治さん

  • 部署製造1部・生産1課
  • 出身校愛知県立小坂井高校
  • 入社年月2024年4月
  • 趣味サウナ、映画、筋トレ
  • 主な仕事金具とプラスチックのインサート成形の生産管理

自動車部品を作ることが主な仕事で、ロボット成形で製造する自動機のオペレーターをしています。計画どおりに部品をつくるために生産計画を立てたり、材料発注を行っています。
はじめは、前担当者に教えてもらい、今年の1月から全面的に任され、一人で行っています。
機械を使う仕事は、いつどのようなエラーが起こるか予測できないので常に先を読み、考えて取り組んでいます。
自分の作った部品が、大阪・関西万博で話題になった「空飛ぶクルマ」に使われていることを知り、改めてものづくりへのやりがいを感じました。
今後の目標は、さらに樹脂製品の知識を付けていきたい。
いずれは、機械の立ち上げから携わりたいと思っています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

人間関係がとてもよく、ストレスなく働けていることが本当に良かったと思っています。プライベートで食事を一緒に楽しむ先輩も多く、悩みも相談しやすい環境に恵まれました。機械を扱う仕事は、予想外のエラーが発生してもおかしくないため、「先を読む」ことの大切さや、人間関係においては円滑なコミュニケーションの重要性を学びました。

Q

この会社、仕事を選んだきっかけ

A

地元が好きということと、転勤もしたくなかったので、地元企業を中心に就活したところ、イトモルに出会いました。
父が自動車部品メーカーで働いていたこともあり、幼いころから少し興味がありました。
説明会に参加した時に、働いている人たちの雰囲気から、良い人が多く、働きやすそうという印象を受け、入社を決めました。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

優しい人や面倒見の良い人が多い印象です。
フレックス制度や有休も使いやすく、働きやすさを感じています。
事業においては、金型設計から部品製造、検査、出荷まで、全工程を自社でできることが強みです。

Q

現役高校生へメッセージ

A

就活も大事ですが、今しかできないことをしてください。
友だちとの時間を大切にしてください。

タイムスケジュール

08:20 出勤
08:30 朝礼
09:00 メールのチェック
10:00 品質チェック、現場管理
12:00 昼休憩
13:00 書類作成、現場管理
17:30 退社

2025年6月23日

人による測定誤差や工数低減に取り組んでいきたい

吉見紗也香さん

  • 部署品質保証部 IPM(精密計測)課
  • 出身校愛知県立蒲郡東高校
  • 入社年月2020年4月
  • 趣味絵を描くこと、読書
  • 主な仕事自動車部品の精密測定、客先提出用書類作成

自動車部品の測定業務をやっています。それぞれ担当メーカーをもって取り組んでいます。
新規で立ち上がった部品が、設計図の規格内に入っているかどうかを確認する検査が主な仕事です。それに伴って、客先提出用書類を作成しています。
測定には、人の手による測定もありますが、一つひとつの製品についてプログラムを作って測定するので、自分の作ったプログラムが思った通りに動くとうれしいです。
自動車の外側から見ただけではわかりませんが、自分がかかわった製品が自動車を動かす一部になっていることにやりがいを感じます。現在、測定自動化に向けて新しい測定器の導入も進んでいます。今度は、そうした新しい測定器を習得し、人による測定誤差や工数低減に取り組んでいきたいと思っています。

Q

良かったこと・学んだこと

A

フレックス休暇の制度があることや、連休が長く趣味を楽しむプライベートの時間を充実させることができ、この会社を選んでとてもよかったと思っています。上司が先輩に指導してもらい、測定器もひと通り使えるようになり、専門的な技術も身に付き、楽しんで仕事をしています。わからないことはすぐに相談することが大事だということを学びました。

Q

この会社、仕事を選んだきっかけ

A

自宅から通える範囲で探し、大学の先輩たちが入社されていることからこの会社を知りました。
会社説明会などに参加する中で、会社で作っている製品が私たちの生活に欠かせない自動車の安全や、快適さを守っていることを知り、この会社のものづくりに携わりたいと思い、入社を決めました。

Q

社内の雰囲気や社風について

A

私がいる部署は女性が多く、分からないことがあれば親身になって考えて下さる方ばかりで、アットホームな雰囲気です。
部屋も清潔で、年間通して気温も一定に保たれており、仕事しやすい環境です。

Q

現役高校生へメッセージ

A

勉強はもちろん大切ですが、友だちとの時間や学生時代にしかできないことを楽しんでください。

タイムスケジュール

08:20 出勤
08:30 朝礼
09:00 測定業務
12:00 昼休憩
13:00 測定業務、書類作成
17:30 退社

企業情報

社名 イトモル株式会社(イトモルカブシキガイシャ)
業種 メーカー
住所 愛知県豊川市穂ノ原2丁目1-17
地図 GoogleMap
TEL 0533-85-1127
FAX 0533-85-1467
ホームページURL https://www.itomol.co.jp/
創業 1970(昭和45)年8月
設立 2008(平成20)年4月
資本金 2,000万円
代表者 代表取締役/伊藤愼太郎
事業内容 工業用小物精密プラスチック複合部品の製造
射出成形用金型の設計・製作
工業用周辺機器の設計・製作
従業員数 348人
売上高 160億4,000万円(2024年8月期)
事業所・支社・支店 本社=豊川市穂ノ原2丁目1-17
一宮第1工場、一宮第2工場、穂ノ原工場
グループ・関連会社 イトモル精密株式会社(愛知県豊川市)、iTMT株式会社(鳥取県鳥取市)ほか、中国(2拠点)、香港(2拠点)、インドネシア(1拠点)
許認可類 愛知ブランド企業認定
ISO14001
ISO9001
健康経営優良企業2024年度