山脇 実

ヤマワキ ミノル

終戦の約１年前の昭和19年、豊川海軍工廠に囲まれた豊川市本野町に、農家の長男として生まれました。当然農家を継ぐものと周囲からも期待されて育ちましたが、中学、高校で合唱の楽しさを知り、当時の男声合唱団のトップクラスであった同志社大学に進み、大学のグリークラブに入団しました。
大学卒業後は豊川に戻りますが、折しも日本経済が高度成長期に入っていたことから、農家を継ぐ前に営業職を経験したいとの思いで一般企業に勤めました。
その後、40歳の時に大病を患いましたが、回復後、世の中の役に立つ仕事に従事したいとの思いが強くなり、豊川市議会議員3期、豊川市長2期を務めるに至りました。
営業時代の経験から学んだ「聴き上手」が、これまでの職務遂行に活きていますし、成功の秘訣であると信じております。毎年、市長を囲む懇談会を開催するなど、市民の皆さまとの対話を大切にしています。