25日新商業施設開業

東岡崎駅南口「ＳＷＩＮＧ　ＭＡＬＬ」

2024/04/01

東岡崎駅南口にオープンする「ＳＷＩＮＧ　ＭＡＬＬ」のイメージ

　名古屋鉄道は４月25日、名古屋本線・東岡崎駅南口に新たな商業施設「ＳＷＩＮＧ　ＭＡＬＬ（スウィングモール）」を開業させる。

　商業施設は、地上３階建てで延べ床面積が３０００平方メートル。飲食や物販、サービスなど17テナントが入る。毎月１回から出店できるコミュニティキッチン「ひがおか食堂」もオープンする。

　施設の外構には、市内で採取した片麻岩（へんまがん）を使用し、黒と白のしま模様が特徴的だ。同じトーンの３種類のデザインパネルを用いており、太陽光の加減で濃淡の違いが出る外観となっている。

　施設名の「ＳＷＩＮＧ」はジャズが盛んな岡崎市にちなみ、ジャズ特有の躍動的なリズム感を示す意味が込められている。

　東岡崎駅では北口でも地上９階建て、延べ床面積が１万４０００平方メートルの複合施設の建設計画がある。２０２７年度に着工、29年度の完成を目指す。南口と合わせた全体のコンセプトは「ＳＷＩＮＧ　ＨＩＧＡＯＫＡ」と名付けた。

　駅は１日の乗降客数が３万人以上と多く、特急で豊橋から約20分と近い。開業後は東三河からも利用客が増えそうだ。