渥美半島の先端、伊良湖岬と三重県鳥羽市の神島の間にある伊良湖水道航路。三河港や名古屋港、四日市港などに出入りする巨大船舶、漁船が絶え間なく行き交う。
第四管区海上保安本部によると、伊良湖水道は潮流が速いなどで古くから「航海の難所」として知られてきた。岬の先端には昭和初期の1929年に初点灯した伊良湖岬灯台が立ち続け、海の安全を見守っている。
この航路は中部経済圏を支える海の玄関口で、2003年、海上保安庁は岬の古山(こやま)で「伊勢湾海上交通センター」の運用を開始。通航する船舶の安全を確保するため、船舶の管制などを行い、過密な航路の秩序を維持する。
5月12日は「海上保安の日」であった。同センターは、全国に7カ所しかない海の管制塔の一つ。
一般公開される機会もあるため、この地域の海の安全、経済を支える業務の最前線と、伊良湖水道を確かめてみてはいかがだろうか。
