風針

 「もう山梨」「昔じゃ考えられない」。連休に車で出掛けた際、仲間とこんな会話が飛び交った。この1年半、豊橋から何度か山梨方面へ足を運んでいる。

 移動の早さと快適さを実感させてくれるのは、中部横断自動車道の存在だ。新東名・新清水ジャンクション(JCT)と中央道・双葉JCTを結び、静岡と山梨を縦軸でつなぐ。

 南北の軸といえば、三遠南信自動車道路だ。東三河、遠州、南信州3地域の結びつきを強め、物流や観光、防災、救急医療の面でも多くの効果が期待されている。

 今年3月には、東三河の東栄インターチェンジ(IC)と鳳来峡ICを結ぶ区間が開通。新東名、東名とのアクセスが向上した。国土交通省の発表でも、その整備効果が現れている。

 事業化から長い年月を重ねながらも、全線開通へ向けて着実に進んでいる三遠南信道。冒頭の仲間たちとも「飯田(南信州)までも早くつながってくれたらなぁ」と、心から願うばかりだ。

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