豊橋市長選まで、あと半年余り。ちらほらと出馬を表明したり、出馬の意向を示したりといった動きが出てきている。巷(ちまた)でも話題にのぼり始めた感がある。
すでに立候補予定者たちは準備に余念がないことだろう。まだまだ先のようで、選挙が行われる11月などあっと言う間にやってくる。
どんな政治理念で、どういった政策に意欲を燃やしているのか。選挙戦にあたり最も肝心なところだ。じっくりと練り上げ、公表してもらいたい。
主にそれら選挙公約をもとに、有権者は誰をかじ取り役にするのか審判を下すことになるわけだが、実は有権者側が評価される対象になるという側面も選挙にはある。
聞いてあきれる失言をする人物が最近まで知事だった例が分かりやすい。もちろん本人の資質の問題とはいえ、そういうリーダーを選んだという事実も県のイメージには大きな痛手だったはず。選挙では有権者の見識も大いに試される。