暑気に心身を削られ、雨降らず水がめは渇くばかり…そんな日々がここ数日は一転。今週は「猛暑」「酷暑」とは無縁なばかりか、少雨に喘いだダムも多少は潤いそうである
昨日は二十四節気の「白露」。暑さ寒さが入れ替わり草などに朝露が出来て白く輝く―そんな意味だそうだが、今後数日は空がグズつくそうだから朝露との対面はしばらく先か
「白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける」(文屋朝康)。情景が浮かぶ一首。朝露でなくとも、たとえば雨後、草に乗る水滴が風に揺れ、時にこぼれ散る様もなかなか美しい
「小さな秋みつけた」なんて歌詞もあるが、四季折々、そうした変化や事象を見つけては、先人たちは巧みに文字に託し、思いを表現し後世に残してきた
そうした先人の〝知財〟で心を潤しつつ、日々なにかしらの学びを―。秋の気配が増す中での、ちょっとした目標だ。「学んだ者にとって老後は春」(アリストテレス)。
