今週、ついに日本からパンダがいなくなった。中国から2頭のパンダが初めて日本に贈られてから53年、パンダのいた動物園はどこも大人気、大勢の人を集めていた。
「人寄せパンダ」という言葉も生まれたが、広めたのは田中角栄元首相。東京都議選の応援演説で「私は人寄せパンダ。頼まれればどこにでも行く」と聴衆を沸かせた。
今回の総選挙でも、人寄せパンダが応援弁士として全国を駆け回る。テレビでしか見たことのない大物政治家が生で見られるなら、有権者も「ちょっと話を聞こうか」という気にもなる。
東三河へも、閣僚、党幹部クラスの政治家が各党候補の応援にやって来る。ある大臣は「1日で10カ所近く回る」人気者らしい。
ただ、応援される側の候補者が以前、こんなことを言っていた。「要人を迎える準備は結構大変。それで人が集まっても、本当に票が増えるか分からない」。人寄せパンダが「票寄せパンダ」になるかは未知数だ。
