風針

 19日の「愛知・名古屋2026アジア競技大会」開幕を控え、先日、豊橋市など東三河のまちを聖火が巡った。今大会の聖火リレーのコンセプトは「想(おも)いをつなぐ、ひとつに。」。

 ランナー各々の「想い」を聖火に込め、「ひとつ」となった思いを聖火台に届けたいーなどのメッセージが込められた。

 ランナーは、公募の住民や地域ゆかりの著名人ら。手にしたトーチは長さ70㌢、重さ1・3キロと見た目以上に重い。走りながら片手で持ち、もう一方の手を沿道に振るなどすれば、落とすまいとする緊張感がみなぎる。

 沿道では多くの住民に加え、家族や友人らが見守り、100メートル前後の区間とはいえ、走り終えたランナーたちは「声援が力になった」と口々に感想。

 一大イベントはランナーと観客の心をつなぎ、さらには観客同士の久しぶりの再会や新たな出会いももたらしただろう。単なるスポーツ行事に終わらず、人をもつないだ聖火リレーだった。

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