 外を歩いていて道端にごみが落ちていたら、残念に思う。誰かが捨てたのだろうか。ちょっとしたことかもしれないが、まちの印象は悪くなる。
 外を歩いていて道端にごみが落ちていたら、残念に思う。誰かが捨てたのだろうか。ちょっとしたことかもしれないが、まちの印象は悪くなる。
 自分のごみは自分で持ち帰る。そんな、よく考えるまでもなく当たり前のことが、できない人は少なからずいる。だからこそ、豊橋発祥の環境美化活動「530(ごみゼロ)運動」は、今でも意味を持っている。
 今年度は、この運動が始まって50周年という節目の年。半世紀にもわたり、環境思想を普及させるため先人が営々と積み上げてきた努力に思いをはせる。
 きょう11月1日には、豊橋市役所とその周辺を会場に「530のまち 環境フェスタ」が開催される。クイズを絡めたゲームやステージイベント、ワークショップやブース出展など楽しみながら多くを学べる内容だ。
 こうした催し物も一つのきっかけとして、「530」の目指すものがもっと広まれば社会は良い方向に向かうだろう。
