風針

 太陽が西に沈み、暗くなってくる空のもと、軒を連ねる露店からは明るい光。辺りを埋め尽くす人々の笑顔とにぎやかな話し声。そんな光景を見られるのが豊橋の初夏の風物詩「夜店」だ。

 あの非日常の雰囲気を楽しみにして毎年訪れるという市民も多かったが、ここ数年は開かれなかった。コロナ禍や運営組織の問題など、試練の連続だった。

 その夜店が今年は行われると今週発表された。場所は慣れ親しんだ豊橋公園ではなく、高師緑地に変更される。130店舗余りが出店するとのこと。

 ただ、こうした大規模イベントには負の側面もある。来場者が至る所にごみを放置したり、終了後も夜遅くまで騒いだりして、豊橋公園が会場だったときには近隣住民に迷惑が及ぶことがあったようだ。

 高師緑地でも、こうしたトラブルが繰り返されてしまっては、夜店復活の喜びに水を差すことになる。皆でマナーを守り、ぜひ成功させてほしい。

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