風針

 写真家・インベカヲリは短大卒業後、独学で写真を始め、2013年写真集「やっぱ月帰るわ、私」で第39回木村伊兵衛写真賞最終候補、18年に第43回伊奈信男賞を受賞した

 ノンフィクションライターとしても活動しており、21年に「家族不適応殺―新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像」を著した

 2021年の秋口から、「死刑になりたい」という動機での重犯罪が立て続けに発生しており、「「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理」(イースト・プレス)の書き手として指名された

 21年10月の京王線での服部恭太の犯行、11月の九州新幹線車内での三宅潔の放火未遂、大阪・北新地のビルに放火して27人を殺害した谷本盛雄の事件が続発した

 インベはNPO法人World Open Heart理事長の阿部恭子、家族技能研究所・精神科医の斎藤学など9人にインタビュー、死刑と犯罪の背景と真因に肉薄している。

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