風針

 特殊清掃、略して〝特掃〟、遺体発見が遅れたせいで腐敗が進んでダメージを受けた部屋や、殺人事件や死亡事故、あるいは自殺などが発生した凄惨な現場の原状回復を手がける業務全般のことをいう

 この特殊清掃のほとんどを占めるのは孤独死で、社会的孤立の問題が関わっている。「超孤独死社会」(毎日新聞出版)の著者、菅野久美子によるとわが国では現在およそ1000万人が孤立状態にある―という

 孤独死とは、家でたった一人、誰にもみとられずに亡くなることをいう。その約8割はゴミ屋敷や不摂生などのセルフネグレクト

 事故物件公示サイト「大島てる(男性)」取材をきっかけに孤独死の現状を見つめてきた菅野は今の時代をうまく生きられず、生きづらさを抱えて生きる人間の姿に気づく

 2013年から始まった「事件現場特殊清掃士」認定制度は5年間で15倍、5600社以上に膨らみ、その背景には家族、親族関係の希薄化が存在する。

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