ダムの湖底が見え始め―そんな渇水に戦々恐々とした夏の頃がうそのように、シトシトと雨音を聞く日々が続いている。秋の長雨とはよくいったものだ
人間、現金なもので雨が降らずに猛暑が続けば降雨を祈り、連休中に雨が降れば「別の日に降ってくれれば…」と実に身勝手な主張が口をつく
一方で豪雨災害に見舞われ、自然の脅威の前にただただ天を恨むしかなかった人々がいる。しかも、ここ最近の気象のおかしさを考えれば決して他人事ではない。いつ自分の身に―不安増すばかり
国際機関も危機感を強める地球環境の変化。それでも国際社会の足並みは揃わない。科学的データを「フェイク」と主張する指導者も現れる中〝宇宙船地球号〟はどこへゆく
昨今「無理が通れば道理が引っ込む」―国内外にそんな風潮が色濃く漂う。「今日より明日」の視点が人々から完全に消失した時、どのような未来が待っているのか。想像するべき時かもしれない。
