教えて!乳がんのこと 

番組出演が乳がん発見のきっかけ

麻木久仁子さん体験談

2013/10/02

麻木久仁子さん

 乳がんが見つかったのは昨年8月のこと。人間ドックの乳がん検診を受けた際、数年前に撮影したマンモグラフィ画像との比較読影に
より発見されました。

 その画像は2007年「たけしの本当は怖い家庭の医学」(テレビ朝日系列)に出演し、番組の企画で乳がん検診を受けた時のものでした。

 番組では乳腺外科医から、自己検診(セルフチェック)のやり方も教わったのですが、その際、一緒に出演していた山田邦子さんが、ご自身の胸にしこりを発見。数カ月後、山田邦子さんは、同じ番組に出演してたけしさんに「前回出演した後に、検査をしたら乳がんと分かり手術をした」ことを告白。しこり発見時の番組だけでなく、たまたまその時も私は一緒に出演していて「へえー!」と、驚きながら隣で邦子さんの告白を聞いていたのですが、当時はまだ、自分も同じ番組のおかげで乳がんが発見されるとは夢にも思っていませんでした。

 もともと私は毎年、人間ドックで乳がん検診を受けていました。ずっとまちのクリニックで受けていたのですが、2010年に軽い脳梗塞になったのを機にドックも同じ大学病院で受診。ただ、乳がん検診だけは提携のクリニックで受けるようにと言われて、あるクリニックを訪れることになりました。

 マンモグラフィ検診を受けた後、診察室に入ってきた先生の顔を見たら、「あれ?この先生どこかで会ったことがある」と思ったら、すぐさまその先生も、「お久しぶり」と、にっこり。その先生は2007年に私が番組で乳がん検診を受けた病院の先生で、番組にもゲスト出演していた女医さんだったのです。

 診察室で「あの時撮影した画像、まだ残っていますからね」と、古い画像と新しく撮影した画像を並べて見比べてくれたのですが、「あれ?ちょっとおかしい」と先生。「前回と違う影がありますね」。
 =明日に続く=。

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