レジェンド太田敦也現役引退

プロバスケ三遠ネオ一筋18年/「感謝の気持ちでいっぱい」/今後はフロントスタッフとして

2025/06/28

太田敦也が現役生活に別れを告げた

 三遠ネオフェニックス一筋18年のレジェンド、6月4日に41歳の誕生日を迎えた豊川市出身のベテラン太田敦也が27日、今季をもって現役生活から引退することを発表した。今後は、フロントスタッフとしてさまざまな活動に従事する。

 豊川市立東部中学校から柏高校、日本大学を経て、2007年に中村和雄HCが指揮するJBLのオーエスジーフェニックス東三河に加入。bjリーグ時代は3回の日本一に貢献した。Bリーグ通算440試合に出場、2083得点、1229リバウンド、103ブロックを記録した。

 Bリーグでは、9年間で5人の指揮官の下で厳しい低迷期を支え続けた。大野篤史HCの就任後は出場機会に恵まれなかったものの、チームに欠かせないベテランとして中地区2連覇に貢献した。

 太田は「気がつけば18年という長い年月においてバスケを仕事として続けることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱい。中村監督のもとで365日毎日怒られながらバスケに取り組んだ。つらくて苦しくて、怒られてばかりで、間違いなく一番きつい時期だった。それでも、その経験があったからこそ、自分の土台が築かれた。3度目のbjリーグ優勝を果たしたときには、自分も貢献できたと実感し、とてもうれしかったのを覚えている。日本代表にも選出され、夢だった五輪出場には届かなかったが、日本を背負って戦うという貴重な経験ができた。3年前に大野HCのスタッフ陣がそろい、自分自身は不甲斐なくチームに迷惑をかけてしまった最後の年だったが、22連勝や中地区連覇、そしてセミファイナルまで戦えたことは、とても有意義で貴重なシーズンだった。太田敦也を18年間応援してくださり、本当にありがとうございました。『みんながあっての自分』を忘れず、これから新たな道を歩んでいきたい」と語った。

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