普及啓発や強化支援に協力

豊橋市が大塚製薬と熱中症対策に関する協定締結/健康課題に対する側面的サポート実施

2025/06/24

締結書を交換した平内支店長㊧と長坂市長(豊橋市役所で)

 豊橋市は23日、製薬会社大手の「大塚製薬」(東京都千代田区)と、「熱中症対策に関する連携協定」を締結した。協定により、熱中症予防の普及啓発や熱中症対策の強化支援に関して協力を得る。

 市役所で開かれた締結式で、同社東海支店(名古屋市)の平内秀司支店長と長坂尚登市長が締結書を交換した。同社は全国の自治体と同様の連携協定を結んでおり、今回は県内で31市目となる。

 平内支店長は、「健康課題に対する側面的サポートを実施し、市民が健康で生き生きした生活を送れるよう、当社のコンテンツを役立ててほしい。市民の健康課題において、協働で取り組んでいきたい」とあいさつした。

 長坂市長は、「市の熱中症対策に関し、効果的な周知や実効的対策の推進のため、ノウハウや知見を持つ同社と協定を締結した。市民の健康増進を図っていきたい」と期待を込めた。

 今後は、熱中症対策を伝える人材養成の講座や市内のクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の充実などで協働していく。

 市内では、16日からの7日間で、熱中症疑いの救急搬送者が38人に上ったという。

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