中部ガスが中間決算

2002/08/23

 中部ガス(中村捷二社長)は21日、平成14年12月期の中間決算を発表した。子会社7社と持分法適用関連会社15社の連結中間決算は、6月中間期売上高168億6400万円(前年同期比12・2%増)、営業利益19億9100万円(同12・6%増)だった。
 今年は暖冬傾向でガス売上高はやや減少したが、器具販売、工事事業などその他の事業が増加したことにより全体では増収・増益になった。通期見通しでは売上高286億円、経常利益12億円、当期純利益5億5000万円を見込んでいる。
 中部ガス単体の中間決算は、売上高130億4300万円(前年同期比0・7%減)、営業利益17億4700万円(同7・4%増)、経常利益17億3900万円(同9・4%増)。
 暖冬の影響で家庭用ガス需要が3%減少したため売上高は落ちたものの業務用の0・9%増、受注工事収益9・3%増、器具販売10・4%増などのほか、静岡県浜松市の「ザザシティー浜松」の熱電併給システムの本格稼動などもあり利益増加につながった。
 また、天然ガス転換は浜松地区の約12万4000戸の58%が6月までに完了し、平成16年3月には全社天然ガス転換が完了する。このため、液化石油ガスから天然ガスへの原料割合が全体の半数を超えて原料価格の安定化が進み、利益率を高めた。

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