連日の厳しい暑さ。「忙中おのずから閑あり」というが、この夏は「暑中おのずから涼あり」を実践している。
熱せられたコンクリートに打ち水をすると、ジーッと虫の鳴き声のような音。その上を通る風は涼しい。昔「アッパッパ」と呼ばれた簡易なワンピースを着て、すだれや風鈴をつるして…などとやっていると、ふいに風を感じる。
もちろん「危険な暑さ」になる日は別だが、エアコンを効かせて部屋を閉め切っていては感じられない自然の動きがある。空調が悪いと言っているのではなく、昔に倣ってあれこれ工夫するのが面白い。先日は久々に夕立があり、すがすがしさを感じた。
クールビズの一環で、都庁では男性の半ズボンやTシャツ着用が解禁されたそうだ。熱帯や砂漠の国のように、ワンピースや腰布が男性の公用服になる日が来るだろうか。
すでに「立秋」を過ぎた。今年の残暑はそれほど長引かないらしいが、油断できない。
