風針

 このところの雨によって、東三河に水を供給する豊川(とよがわ)用水の主水源・宇連ダムは、貯水率2%台という危機的状況から30%ほどに持ち直したものの、依然として予断を許さない状況にある。

 今年4月に節水が解除されたばかりのこの地域では、わずか4カ月後の8月から早くも再び厳しい節水生活を余儀なくされる事態に陥ってしまっている。

 たびたび深刻な渇水に見舞われる現状は、地域経済の生命線を大きく揺るがす問題であり、とりわけ今後の事業所の誘致活動にも悪影響を与える可能性がある。

 水が十分になければ企業の日々の事業活動に重大な支障をきたす恐れがあり、水不足リスクを警戒する企業の進出意欲を大きく削ぎかねないからだ。

 水の安定供給は市民生活の基盤であると同時に、地域の今後のより一層の発展のためにもぜひ必要なものである。今こそ抜本的な水資源対策を講じなければならない。

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