イラン情勢の影響で、目立たなくなってしまったウクライナ情勢。兵力不足や武器損耗に苦しむ中、反撃に転じたウクライナ軍を支えるのはドローンだ。
安価かつ平易に量産できて操作も簡単。実際、たった数機のドローンの攻撃に、戦意喪失して降伏するロシア兵の映像が海外ニュースで報じられている。
かつて、将来「ボタン戦争」になるといわれたが、いまや画面を見ながらコントローラーで操作し対象を攻撃する。湾岸戦争時に「テレビゲームのようだ」といわれたが、現在のほうがそれに近い。
AI技術が日々進化する中、映画のように人間の操縦を必要としない自律型ドローンが人間の代わりに戦う時代の到来も、そう遠くないかも。
「力の時代」再来もいわれる中、人は知らぬ間に〝リミッター〟を失いつつある。人が引き金をひかなくなる時代―。同じ状況を描いたあるアニメの、「罪の意識すら持つ気が無いのか」の台詞は心に留め置くべき警句だろう。
