風針

 豊橋技科大が香港で開かれたABUロボコンに出場し、結果は無念のベスト4。準決勝で敗れた香港中文大学には24年の準決勝でも負けていて、雪辱は果たせなかった。

 23年の決勝でも顔を合わせ、その時は技科大が勝って初優勝を決めた。この4年で3回対戦し、1勝2敗。国内には3年連続で決勝を戦った東京大学があるが、海外では香港中文大がライバルとして技科大に立ちふさがる。

 両大学とは、試合ではガチンコ勝負を繰り広げるが、大会が終われば技術交流会を開いて互いのロボットを見せ合い、質問には惜しみなく答える。

 東大とはABU大会に向けて練習試合を行う関係で、香港中文大とも23年以来、キャンパスを訪問して交流する間柄だ。

 ライバルの語源はラテン語の「小川」。水源を争う者たちを意味するが、同時に水を共に利用する協力関係にもなる。しのぎを削り合うだけでない真のライバル関係が、学生ロボコニストの中に育まれている。

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