風針

 「長い間わたしは『人を見つける』『人を育てる』という視点から、日本と外国の経済社会を比較することに関心を寄せてきた」というのは猪木武徳氏

 1945(昭和20)年生まれの経済学者、猪木氏は京都大学経済学部を卒業後、米国マサチューセッツ工科大学大学院を修了、大阪大学経済学部長を経て大阪大学名誉教授となる

 2002年より国際日本文化研究センター教授を経て2008年、同所長、日本経済学会会長を経て青山学院大学特任教授を務めた

 日本社会を具体的に知るには、素朴な方法ではあるが歩いて回るしかないと、鉱業の操業地跡を訪ねる旅を思い立ち、同好の士と語らって15年余、日本各地の地霊を訪ねる旅を続ける

 「地霊を訪ねる―もうひとつの日本近代史」(筑摩書房)は北海道から九州まで文字通りの日本近代史を渉猟してその成果をまとめている。「伊那谷から中山道へ出る」に始まる27の紀行に感服させられる。

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP