風針

 宇連ダムの貯水率は10%以上に回復したが、まだ安心できる状況ではない。そうした中、天竜川から豊川への導水が決まったことは安心材料だ。

 静岡県側には感謝しかないが、静岡県側からすれば「こっちも節水していて、少雨が続くようならダムの水は温存したい」が本音だろうし、東三河からみれば「佐久間ダムの貯水率は40%以上。宇連ダムと比べれば余裕はあるのだから、少し融通してほしい」が本音だ。

 そんな水を巡る本音は、石油を巡っても日本と近隣諸国から聞こえてきそう。日本には8カ月程度の原油備蓄はあるが、フィリピンには1~2カ月分しかなく、ベトナムが日本に備蓄原油の提供を求めたという報道もあった。

 日本に備蓄があるといっても軽油や重油は品薄で、石油由来製品の価格が急上昇。

 本音は言わずもがなだが、アジアの産業に影響が出れば日本のサプライチェーンも無事ではいられない。本音だけでは対応を決められない難しさがある。

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