激闘続くサッカーW杯で、ある国の政治家による世界的選手への人種差別、侮辱的内容のSNSが話題だ。いわく「文字が書けない」「チンパンジー」―まさに罵詈雑言
非難が殺到したのか、さすがに現在、投稿は削除されているそうだが、この蛮行に対して国境など超えて当該選手への支援の輪が広がっているそうだ
規模は小さいものの、日本でもある芸人が先輩を「ゴミ」呼ばわりするネット投稿が物議を呼んでいる。厳しい「縦社会」と聞く芸人の世界だけに驚いた
よほど腹に据えかねたことがあったのだろうが、いい大人のすることではない。さすがに「ゴミ」扱いされた側の事務所は抗議の声をあげたという
言葉は凶器だ。時に社会を負に導き、大勢が血を流すきっかけにもなりうる。自らの発信が何をもたらすのか―。「人間を偉大にも卑小にもするのはその人の志」。浅慮な発信が有名無名かかわらず世にあふれる中、かみしめるべき先人の箴言だろう。
