気がつけば早くも6月である。「水無月」ともいわれるが、梅雨の時季でもある月になぜ「無」がついているのか。諸説あるようだが「無」は「の」ということらしく「水の月」が水無月の意味だそうだ
入梅は11日。近所のアジサイたちも、長雨のお迎え準備万端とばかりに美しい花を咲かせ始めた。田んぼにも水が張られ、夏もいよいよ―といったところ
とはいえ、長雨の時季は年齢を重ねるごとに「冷え」への対応を迫られるように。暑気・湿気に弱いが冷えにも弱い。エアコン主導権問題では、筆者は若者にとって面倒くさい存在だろう
昔は嫌っていた雨。いまでは雨音など含め楽しめるようになってきた。無論、災害の恐れもあるから規模によっては警戒するが、五十路にしてようやく風情を解しつつあるのかも
熱いほうじ茶を喫しつつ、雨音響く縁側で疲れを癒やす…は筆者の夢。「雨そそぐ花橘に風過ぎて山ほととぎす雲に鳴くなり」(藤原俊成)。
