風針

 再び水で満たされた姿を容易には想像できないほどに一時は干上がった新城市の宇連ダムの貯水率は、先月末から今月上旬にかけての雨で半分強にまで持ち直した。

 貯水率が0%を記録した際、ダムの底にたまった水をポンプでくみ上げる異例の対応を迫られたことを思えば、やっと一息つけたというところか。

 少し前までの断水が現実味を帯びるようなピンチはとりあえず脱したものの、豊川(とよがわ)用水の節水対策は水道用水で15%、農業用水と工業用水でともに20%が維持されている。

 確かに状況の改善を受けて節水率は緩和され、蛇口をひねると以前よりも水の出る勢いが強くなったと感じる。だが油断は禁物。

 たとえこの先、水不足が解消したとしても風呂の残り湯の再利用など、これまでの取り組みを無理のない範囲で新常態の生活習慣として定着させるべきかもしれない。水の貴重さを思い知った今は、強くそう思う。

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