風針

 豊橋公園の中では、旧豊橋球場の木々がだいぶ伐採され、すっかり景色が変わってきている。多目的屋内施設(新アリーナ)事業に伴う工事だ。

 昨秋の市長選を境に同事業は一時ストップし、今夏の住民投票で再開したものの11カ月もの休止期間が響き、アリーナが開業するのは当初の予定より2年遅れの4年後。

 廃止された豊橋球場の代わりの野球場を三河湾臨海部の豊橋総合スポーツ公園B地区に整備する計画も、アリーナ事業と同様に中断し宙に浮いた状態だったが、やはり計画通り建設されることに。

 新球場の完成は、いつになるのか。資材価格が高騰し、施設整備に全国各地で影響が出ていると聞く。旧球場がなくなり困っている利用者は、一刻も早く建設されることを待ち望んでいるだろう。

 アリーナ建設工事が再び動き出したように、球場移設でも市当局には決まった方向で速やかに事業推進してもらいたい。浪費できる時間はない。

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