驚異的スピードを武器に勝ち上がった前年覇者の東大に、安定した動作と練り上げた作戦で挑む豊橋技科大。学生ロボコンの決勝は白熱の接戦が期待された。
しかし、試合開始直後から、東大にロボットが始動しないトラブルが発生。それを横目に技科大は着々と得点していくが、Vゴール間際でこちらもトラブル。技科大が勝つには勝ったが、両者とも実力を出し切れない消化不良の一戦だった。
サッカーW杯も開幕したが、サッカーも大舞台では何が起こるか分からない。過去最多48チームも出場し、実力差があっても、番狂わせやジャイアントキリングが起きても不思議はない。
ロボコンもサッカーも実力通りに勝負がつかず、ちょっとした運不運が勝敗を分けることがある。
ABU大会の日本代表に決まった技科大のリーダーは「今回は運もあったが、ABUでは実力で勝つ」と話す。大会まで2か月余。運に負けない実力を磨き、真の世界一をつかんでほしい。
