令和8年熊本地震後、生活再建のため猛暑の中作業する写真を笑顔でピースする写真にAIで加工、ネットに拡散された被災者が憤りの声を上げた。
災害時に、いわゆるフェイク画像を作成してネットに流した者がいたが、筆者が驚いたのはこの人物が取材に応じ、かつ罪悪感もなく笑顔すら浮かべていたことだった。
AIが普及するにつれ、大小さまざまなフェイク情報を目にする機会が増えた。最初は「そんな馬鹿な」と一顧だにしない話でも、〝尾ひれ〟が増えれば〝真実味〟が生まれてくる。
たとえば医療現場でも患者が自己診断を下す材料となるネット検索で得た知識には根拠がない、もしくは誤った内容のものあるが〝盲信〟する患者は多いとか。
AIはまだ発展途上といえるが精度を増すほど悪用された時の影響も大きくなる。最近では心の拠り所としても存在感を増すだけに、信用の可否や情報の取捨選択はこれまで以上にシビアに考えるべきだろう。
