風針

 豊橋市の北部地域、新城との市境に近いあたりを車で通りかかると、いつも窓の外の眺めに癒やされる。素晴らしい景観がいくつも存在する東三河の中でも、ここは指折りの場所ではないか。

 緩やかに連なる丘の上の方まで数えきれないほどの柿の木が植わっていて、どこか幻想的ですらある。自然に抱かれた里山は、見る者の気持ちを穏やかにする作用がある。

 そんな地域でいま、スマートインターチェンジ(IC)の建設が進行中で、開通時期が着々と迫っている。完成すれば東名高速道路を通って人や物の流れが活発になり、発展に寄与するだろう。

 その半面、企業が住民への配慮を欠いた開発を進める懸念も指摘されている。いったん破壊された環境を元通りにするのは難しい。

 先日、行政と地域住民の組織が乱開発抑止に向け共同で取り組むことを宣言した。みんなで力を合わせ、豊橋の宝を後世まで残していかなければならない。

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