風針

 豊橋技科大の広々とした中庭を歩いていても、すれ違う学生はまばらだ。冬は強風が吹き抜け、夏は日射と地上からの照り返しがきつい場所。

 そんな長居しづらい空間を学生のたまり場に変えようと、開学50周年の記念事業で中庭整備のデザインコンペが実施された。

 中庭一体に段床を敷き詰め、日よけや植栽、ベンチを置いて、学生が快適に集い語らう「居場所」に変貌させるプランが最優秀に選ばれた。

 学生にとって、大学の中に居場所を持つのは重要だ。高校までは教室に入れば自分の机があり、そこが自然と居場所になる。だが大学では授業毎に教室を移動し、積極性に乏しい学生だと人間関係が希薄になり孤立しがち。

 居場所があるという学生ほど学生生活への満足度が高い、という調査もある。図書館、研究室、部室、食堂…、学内に居場所があることで、勉強もサークル活動も充実してくる。4月に大学生になった1年生、快適な居場所は見つかっただろうか。

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