先日、調剤薬局で処方箋を渡して、呼ばれるのを待っていたら、飲み物のサーバーが置いてあるのに気づいた。
紙コップに液体を注いでいる女性に「それ、タダですか?」と聞いたら「そうなの。あなたも飲みなさい」と勧められた。スポーツドリンク、コーヒー、紅茶、日本茶が飲み放題で、「冷水」もある。
しばらく見ていて面白いと思ったのが、10~20代の若者はほぼ全員、冷水を選んでいるのだ。記者を含む中高年には、なかなか考えられない。この場で薬を飲むならまだしも、少しでも色や味がついていなければ損した気がする。
健康志向が高まる一方で、脂っこくて味の濃い食べ物を思い切り楽しむ「ギルティめし」や「背徳グルメ」がはやっている。
ジブリのアニメ映画「火垂るの墓」で「滋養なんてどこにあるんですか」と主人公が叫ぶシーンを思い出す。極端なダイエットも飽食も、食べ物が豊富だからこそできることだ。
