きょうまでイオンモール豊川で「とよかわブランドフェス」/豊穣屋サポート「ミニトマトのオイル漬け」など
2024/02/18
とよかわブランドを使った新商品をPRする(右から)髙原さん、佐野さん、脇坂さん、中村さん=イオンモール豊川で
豊川市白鳥町のイオンモール豊川は17日、豊川産の食材にまつわる商品を限定販売する「とよかわブランドフェス」を2日間の日程で始め、大学生らが自ら考案した新商品を販売した。
愛知大学や、イオンモール内にあるセレクトショップ「豊穣屋」との共同企画で、有志の学生4人がとよかわブランドの食材を使ったオリジナル商品のアイデアを提案。豊穣屋のサポートで商品化が実現した。髙原綾音さん(3年)は「とよかわミニトマトのオイル漬け」、佐野千晴さん(同)は「とよかわいちごの琥珀糖」、脇坂俊哉さん(同)は「とよかわクッキー」、中村佳嵩さん(2年)は「とよかわ大葉のスコーン」をそれぞれ提供した。
パスタやサラダにかけるとおいしいミニトマトのオリーブ油漬けを開発し、インテリア小物に使える八角瓶を採用した髙原さんは「若いお母さんに手に取ってほしい」と期待した。
18日も午前10時から午後5時まで、1階ノースコートで開催される。
豊川産の大葉を使った地元企業とのコラボ商品が、18日までイオンモール豊川で開催中の「とよかわブランドフェス」の地域商社みかわブースで販売されている。
ヤマグチファーム(豊川市御津町)のブランド豚肉「とよかわみー豚」とのコラボ商品は、豊橋市の餃子(ギョーザ)の名店、麺遊庵の協力で開発した「とよかわ肉汁餃籠包(ぎょうろんぽう)」をはじめ、「とよかわ大葉フランクフルト」や「とよかわ大葉ウインナー」。このほか、別の企業や店舗によるたこせんべいやクラフトコーラなど全7点を販売している。
大葉の生産者たちもユニークな方法で大葉のPRに尽力しており、SNSで話題のマスクマン「オオバボーイ」や、「365日大葉を食べる人」も参加し、来店者にPR。ヤマグチファーム営業部長の杉山文理さんは「大葉を地元屈指の名産品にしようと、地域が一体となって盛り上げてきたい」と意気込んだ。