「牛川の渡し」再開

二代目「ちぎり丸」就航式も/来月3日

2024/02/21

被災前のちぎり丸

 豊橋市は20日、運休している豊川(とよがわ)の渡し舟「牛川の渡し」の運航を、3月3日午前11時ごろから再開すると発表した。

 運航再開に先立ち、午前10時半から就航式を行う。新しい船の名前は先代と同じ「ちぎり丸」を引き継いだ。

 先代のちぎり丸は、昨年6月2日から3日にかけての台風2号に伴う大雨で、係留されていた渡し場から田原市の海岸まで流され、廃船になった。再開に向け、市は新たな船の建造を進めてきた。新造船は先代と同じ船頭を含め11人乗りで、建造費は約900万円。

 牛川の渡しは、幅約70メートルの両岸を船頭が竹竿をさして人力で行ったり来たりする全国的にも珍しい渡し舟。平安時代から続くとされ、1932年からは市営で運航されている。大村町と牛川町を結ぶ市道の一部との位置付けで、無料で乗船できる。

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