ライセンス取得支援

ドローン操縦資格で補助金創設/企業活動生産性向上後押し/豊橋市

2024/04/05

ドローン(豊橋市提供)

 豊橋市は市内の中小事業者向けに、国家資格のドローン(小型無人機)操縦ライセンス取得を支援する補助金を創設した。省人化と業務効率化で、企業活動の生産性向上を後押しする。

 ドローンは「空の産業革命」をもたらすと期待され、さまざまな分野で導入が進んでいる。2022年12月には、ドローン操縦者の国家資格「無人航空機操縦士」制度が始まった。

 今年度、新たに市が設けた補助制度では「1等」か「2等」の国家資格を役員や従業員に取得させた事業者に、講習機関での講習費用を補助する。対象は50人を見込む。

 実地講習を「とよはし産業人材育成センター」(同市神野新田町)で受けた場合の補助率は経費の2分の1、それ以外の場所では4分の1。上限額は10万円。

 事前に市に相談した上で講習を受け、指定機関での試験に合格した後で申請書類を提出する。

 市商工業振興課によると、ドローンが役立つ業務は空撮や測量、点検や農薬散布などが想定されるという。戸崎真孝課長補佐は「中小企業こそ新しいことに挑戦してほしい」と補助金制度の活用を呼びかける。

 問い合わせは、同課人材・雇用サポートグループ=電話0532(51)2437=へ。

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