防火管理の状況を確認

豊橋市消防本部が行楽期特別査察実施

2024/04/11

大橋支配人(右)と消火栓設備を点検する査察官(ユナイテッド・シネマ豊橋18で)

 ゴールデンウイーク(GW)を前に、豊橋市消防本部は10日、多くの人が出入りする市内の娯楽施設や大型商業施設などで行楽期特別査察を始めた。24日まで38施設で実施する。

 藤沢町の映画館「ユナイテッド・シネマ豊橋18」では、査察官2人が大橋昭仁支配人らとともに、階段や通路などの避難経路に障害物がなく、消火器や誘導灯などの消防用設備が適正に管理されているかを点検し、防火管理の状況を確認した。

 大橋支配人は「来館客が多くなる時期。能登半島地震でも被害に遭った映画館があったと聞く。いざという時に安全に避難誘導できるか、いつも考えながら営業していきたい」と話した。

 特別査察は、連休中に火災などが発生した場合、安全に対応できるか施設担当者と確認するとともに、日ごろの注意喚起につなげる狙いもある。市内のホテルや博物館、屋内イベント開催施設でも行う。

 南消防署の柴田署長補佐は「人が集まる時期であり、各地で災害も発生している。安心安全を第一に避難設備などを整え、有事の際には命を最優先に行動してほしい」と力を込めた。

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