2009/06/29
弥生町で行われた廃食用油の回収
ガステックサービス(神野吾郎社長)とサーラ物流(伊藤光男社長)は、豊橋市の弥生町自治会区域(約1200戸)で実施される廃食用油を回収して資源化する取り組みに参加。28日には、同町の家庭から出る廃食用油の回収が行われた。
回収を中心となって取り組むのは、町内のコミュニティー活動団体「弥生会」(端伸仁会長)。回収作業を通して地域住民の一体感を育(はぐく)むことが目的だ。廃油の売却益で来年3月、桜の苗木を購入して町内の公園に植えることを目標にしている。
この日は、弥生町内2カ所で58人から合わせて83リットルの廃油を回収した。同会の三浦光一さん(43)は「初回にしては上々の滑り出し。反応が良くて驚いた」と笑顔だ。今後は9月、12月、来年3月と3カ月おきに回収を続けるという。
回収した油は、ガステックサービスが、バイオディーゼル燃料(BDF)として再生する。この事業は今年度、豊橋市市民協働推進補助事業に認定されている。