2024（令和6）年
4月26日 金曜日
2002/10/06
「神野信郎氏（中部ガス会長）の叙勲を祝う会」は、５日午後６時から豊橋グランドホテル７階比翼の間で開かれ、豊橋の大学関係者、豊橋交響楽団など文化関係者も含め、約３２０人が出席してともに受章を祝った。
神野氏は、長年にわたるガス事業功労などで今年の春の叙勲で勲３等旭日中綬賞を受章した。受章を祝う会は、佐藤元彦豊橋商工会議所会頭ら３人が発起人代表で開催した。
開会に先立って神野氏が会長を務める豊橋交響楽団主席コンサートマスター・松本茂さんのヴァイオリンと藤城敬子さんのピアノ演奏で神野氏の大好きなモーツァルトのヴァイオリンソナタ変ロ長調Ｋ４５４から第３楽章が演奏された。
発起人を代表して佐藤会頭は「神野さんのお父さんは、ロマンを求めた。そして、神野さんはそのロマンを絵の具で仕上げたと思う。その幅広い活躍が評価された。これからは、後進の指導に当たって欲しい」と祝いの言葉とお願いを述べた。
早川勝市長のお祝いの感謝の言葉に続いて、鈴木修スズキ会長は「佐藤会頭と私も神野さんと同じ昭和５年生まれ。神野さんは豊橋の顔、愛知県の顔であるばかりか日本の顔。厳しい時代を生き抜いてきたので働かずにはいられない性分。だから、“おい、頑張れよ”、そしてありがとう」と祝辞を述べ、激励した。
これに対し、神野氏は能生子夫人とともに「私の方こそ皆さんに感謝したい。これからは、さらに皆さんに迷惑をかけながらおまけの人生を生き生きと生き続けたい」と感謝の言葉を述べた。
