高校バレー東海大会決勝トーナメント

豊丘高校、豊橋中央高校ともに初戦敗退

2013/03/18

不調ながら献身的な動きで攻撃に絡んだ③柳澤成美

 第19回東海高校バレーボール選抜大会は17日、一宮市総合体育館で男女の決勝トーナメントが行われ、東海4県の代表16校が熱戦を展開。豊丘、豊橋中央は惜しくも初戦敗退となった。

 予選リーグを3戦全勝で1位突破した豊丘は、決勝T初戦で島田商(静岡)と対戦。フルセットの熱戦も、あと一歩及ばず1―2で敗れ大会を後にした。

 前日に続き、序盤でミスが続いた豊丘は第1セットを落とし苦戦を強いられた。第2セットは佐野真央、柳澤成美の両翼が着実に加点して主導権を握ったが、終盤で連続失点し25―23と辛勝。

 勝負の第3セットでは、鈴木那奈のケガ離脱で久々のフル出場となった大出美南が躍動感あふれるプレーを見せたが、大事な場面で得点を奪えず、最後は24―26で涙をのんだ。

 敗因について、近藤安彦監督は「自分の采配ミス」と分析。今大会はチーム全体で好不調の波が激しく、メンバー入れ替えも勝敗に大きく影響した。「夏までにチーム力を高め、さらに上を目指す」と意気込んだ。

 エースとして攻撃の中心を担った佐野は「サーブレシーブがセッターに返らず攻撃が単調になった。全員が周りの動きを意識し、確実にプレーできるようにしたい」と、悔しさを噛み締めながら試合を振り返った。

 主将を務めるリベロ木村友は、涙を浮かべ「情けない結果。主将として仲間に指示を出せず、ボールもうまく拾えなかった」と反省。大出は「良い経験にはなったが、重要な得点を決め切れなかった。精神的、技術的にもっと成長したい」と話した。

 決勝BTで関商工(岐阜)と対戦した豊橋中央は、フルセットに持ち込んだものの1―2で敗れた。

豊丘は相手攻撃を跳ね返せず初戦敗退

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