障害者理解のきっかけに
2013/07/15
NPOパルクのポップコーンを購入する来場者
豊川市諏訪西町の工務店イトコーで、ハートフルフェスタを開催中の「豊川市障害者ちょい買い推進ネットワーク」(ちょいネット)は14日、1DAY特別イベントとして、バザーや和太鼓演奏、座談会を行った。
市内の障害者施設15事業所でつくるちょいネットは、障害者への理解を深めてもらおうと、自主製品の販売会や利用者の作品展示などを行っている。
この日は同社駐車場などで各事業所がブースを並べ、手芸品や農産物を販売した。敷地内のモデルハウスでは、利用者らが描いた個性豊かなイラスト画や、切り絵を展示した。
同市大木町で就労支援施設「エコハウス」を運営するNPO法人パルクは、無農薬農園で栽培した黒米や、「さをり織り」で作ったポーチやキーホルダーなどを販売。畑で採れたトウモロコシを使った手作りポップコーンも好評だった。
同ネット代表で、NPOジャンプ(同市一宮町)理事の足木亜光さんは「イベントを通じて、障害者を理解するきっかけになれば」と話す。
自主製品の販売や作品展示は30日まで。