豊川いなり寿司 地域団体商標登録

もりあげ隊が出願NPO法人で県内初/ブランド全国展開弾みに

2018/01/10

 地元を中心に全国でも認知度が高まっている「豊川いなり寿司(ずし)」が、特許庁認可の地域団体商標(地域ブランド)に登録されることが決まった。独占権を得ることで、名称不正使用の防護やブランド展開の拡大が期待できる。

 NPO法人みんなで豊川市をもりあげ隊が昨年5月に出願。12月に査定が完了し、早ければ今月中に登録される。同商標は、地域ブランドを適切に保護することで信用力を高め、競争力の強化と地域経済の活性化を支援することを目的とした制度。B―1グランプリやイベントの参加など、もりあげ隊の長年の活動や近隣県での認知度などが認められた。今後は地域名と商品名を組み合わせた商標を独占的に使用できる。

 東三河では三河木綿、豊橋筆、蒲郡みかん、豊橋うなぎ、豊橋カレーうどんに続いて6例目。NPO法人による登録では県内初で、全国でも3例目となる。

 9日、豊川市の山脇実市長に報告に訪れたもりあげ隊の笠原盛泰代表は「(2004年から)ブランド化に向けて取り組み、やっと登録される。これで松阪牛などと並び、外に打って出られる」と都心のデパ地下での販売などを積極的に行う姿勢を見せ、地元経済波及に結びつくことを期待。市にも協力を求めた。

 初の市長選でいなり寿司のブランド化を公約に掲げた山脇市長は「あれから10年。地域団体商標を生かして全国に出てほしい。一緒に盛り上げていきたい」と感謝した。

2018/01/10 のニュース

もりあげ隊メンバーや、登録を支援した人たち(豊川市役所で)

店によってさまざまな味を楽しめる「豊川いなり寿司」の例(もりあげ隊提供)

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