2024（令和6）年
5月2日 木曜日
中部ガスとガステックサービスが合併／地域に根差した生活総合サービスを提供
2019/12/04
ガス事業を核に展開するサーラグループ（豊橋市）は、都市ガス事業を手がける中部ガスとＬＰガスのガステックサービスを１日付で合併し、新社名を「サーラエナジー」に変更した。事業エリアごとに新たな販社を設立し、地域に根差した生活総合サービスを提供できる体制を整えた。
合併は中部ガスが存続会社となり、ガステックサービスを吸収する形で実施。２社の会長を務めてきた神野吾郎氏と社長の鳥居裕氏が、引き続き新会社のトップに就く。
サーラエナジーの傘下には、東三河、浜松、名古屋、静岡の各地域に４つの新販社「サーラＥ＆Ｌ」を設立。既に営業している「グッドライフサーラ関東」と合わせた５社体制で、地域に根差した総合サービスを提供する。各販社は、個人向けのガスや電気の販売、リフォームや宅配水など暮らしと生活に関わる総合サービスの窓口となる。
グループでは、２０１６年にグループ内の上場３社を再編して資本統合を実施した。17～18年には、中核となる中部ガスとガステックサービスの本社機能と役員体制を一体化。締めくくりとして２社を合併し、経営資源の効果的効率的な再配置で収益と競争力を高める体制固めを終えた。
