豊橋市がシャトルバス無料運行

Go To トラベル/地元宿泊業支援も浮かぶ課題/拭えぬ感染リスク慎重対応/対策徹底前提「個々の判断で楽しんで」

2020/07/24

 22日に始まった政府の観光支援キャンペーン「Go To トラベル」を受けて、豊橋市は市内の観光地とホテルを往復する無料のシャトルバスを運行する。新型コロナウイルス感染症による影響で厳しい経営を強いられる地元宿泊業を支援する狙いだが、感染リスクとどう向き合うかが課題として浮上している。

 豊橋駅前のホテルの宿泊客などを対象に、夕方から夜にかけてホテルと豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)との間でシャトルバスを運行し、夜間に開園する「ナイトZOO」への誘客を図る。

 宿泊した翌日などに市内観光を希望する客向けには、NHK連続テレビ小説「エール」の撮影が行われた伊古部海岸に向けてもシャトルバスを走らせる。

 実施期間はいずれも8、9月を想定し、無料で乗車できる。関連経費として430万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を市議会7月臨時会に提案する。

 新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛で、市内の宿泊業界は苦境に立たされているという。市が運行するシャトルバスはホテルの稼働率を上げる手段のひとつだが、感染者の再拡大が伝えられる中で「もろ手を挙げて豊橋に来てほしいとは言いづらい」(市の担当者)。マスク着用や手洗いの徹底など「しっかりと感染対策をしながら、個々の判断で旅行を楽しんでもらいたい」と、担当者は慎重な対応を呼びかける。

2020/07/24 のニュース

シャトルバスの目的地のひとつの伊古部海岸

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