ジュビロ磐田が新体制発表

納得の補強 来季J1昇格目指して/遠藤保仁残留 レジェンド・中山雅史がコーチで12年ぶり古巣復帰

2021/01/18

2021シーズンの新体制を発表した(写真提供=ジュビロ磐田)

 サーラグループがオフィシャルスポンサーを務め、来季J1昇格を目指すジュビロ磐田は17日、静岡県磐田市のクラブハウスで2021シーズンの新体制を、ビデオ会議システムZoomによるオンラインで発表した。小野勝社長と鈴木政一監督、鈴木秀人強化部長、新加入選手が登壇し、それぞれ意気込みを語った。

 今季は、昨季途中から就任した鈴木政一監督がチームを指揮する。主軸となるベテラン遠藤保仁が残留し、レジェンドの中山雅史コーチが12年ぶりに古巣へ復帰。2年ぶりJ1昇格へ向けて「UNITE FOR WIN集結せよ、勝利のために」のスローガンを掲げた。

 昨季はクラブ史上最低のJ2、6位に終わり、チームの再建が求められる。

 小野社長は「非常に残念な結果、今年は必ずJ1の舞台へ戻る。すべての力を結集して、ナンバー1でJ1昇格を達成する。コロナ禍で非常に厳しい状況が続くが、サポーターや地元の人々とともにこの苦境を乗り越えたい」と述べた。

 チームの編成を担当する鈴木強化部長は「即戦力、将来性を見据え納得の補強ができた。各ポジションで意識の高い選手がそろい、良い準備をして開幕へ臨みたい」と意気込んだ。

 鈴木監督は、得点力不足を露呈した昨季を反省し「ラストパス、フィニッシュの精度を高め得点力を伸ばす。クリエイティブでアグレッシブなサッカー、個人と組織でゴールを目指す。目標は(J2で)1位、最低でも2位以内でJ1昇格する。今年の暮れには皆さんと一緒に喜びたい」と話した。

 また、中山コーチについて「攻撃陣の指導で得点力の改善を期待している。選手個々の長所を組み合わせ、良い刺激を与えてほしい」と大きな期待を寄せた。

 今季は、攻撃の核となるルキアンと小川航基、山田大記らを中心に華麗で攻撃的なジュビロらしいサッカーを目指す。

 新加入は、大津祐樹と鈴木雄斗、鹿沼直生、加藤智陽、森岡陸のほか、ファビアン・ゴンザレスが発表され、さらに外国人選手獲得へ向け交渉を続けている。

鈴木政一監督がJ1昇格へ意気込みを語った(同)

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2021シーズンの新体制を発表した(写真提供=ジュビロ磐田)

鈴木政一監督がJ1昇格へ意気込みを語った(同)

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