紅久商店が「紅久」に社名変更

伝統を重んじ近代的な会社目指す

2021/02/16

装いを新たにした紅久の外観

 豊橋市神野新田町の金属リサイクル業の紅久商店(三浦裕司社長)は、社名を「紅久」に変更した。創業以来の伝統を重んじつつ、進取の気鋭に富んだ近代的な会社を目指す。

 社名変更について三浦社長は、「社名を現代的にしつつも、受け継いできた屋号も大切にしようとの考えから」と理由を述べた。「新型コロナによって業界の先行きが不透明な中、変化に柔軟に対応して歴史を積み上げていく取り組みの一環としたい」とし、「対外的には紅久の名で培ってきた地域社会や業界からの信頼を強化し、内部的には社員に対して情けを持った会社づくりをしていきたい」と語った。

 変更を機に社内環境の整備を進め、「社員が働きやすい、開かれた会社にしたい。ルールを明確にし、属人的ではなく仕組み化した組織を目指す」と力を込めた。

 社名変更は5日付。これに伴い、三浦社長自らがイラストを描きデザインしたロゴも一新させた。常に新しい形、新しい技術を取り入れ、変革する企業として躍進を図っていくという。

 社名変更した紅久は、江戸時代から紅花商を営み、紅屋久兵衛の名で吉田藩御用商人を務めた。1902年に金属リサイクル業に変更し、30年に合名会社紅久商店を設立。85年株式会社紅久商店に改めた。

紅久の新しいロゴ

三浦裕司社長

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紅久の新しいロゴ

三浦裕司社長

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