2006/08/24
中部ガス(豊橋市白河町、中村捷二社長)は22日、2006(平成18)年中間期の連結決算を発表した。同社の連結適用子会社は、中部ガス不動産、名豊ビルなど8社、持分法的用関連会社は、サーラコーポレーション、サーラ住宅など16社。
売上高は177億7500万円(前年同期比15・3%増)、営業利益は22億900万円(同2・2%増)、経常利益は24億3600万円(同4・1%減)、当期純利益は15億6000万円(同18・5%減)で増収減益となった。
原油高による原材料費高騰と、当期から特別損失に適用される「減損会計基準」による減損損失の計上が影響した。
中部ガス単体の業績は、売上高164億2000万円(前年同期比17・3%増)、営業利益19億6900万円(同1・2%増)、経常利益20億4300万円(2・5%増)、当期純利益13億8000万円(同6・2%減)。
営業面では家庭用が給湯・暖房機の拡販、工業用が大口顧客の獲得によりガス販売量が増加。利益については原材料費や減価償却費の増加を経営の効率化、費用の圧縮でカバーした。
12月期連結業績予想は、連結売上高が330億円(前期比9・6%増)、経常利益16億円(同27・1%減)、当期純利益14億円(同24・6%減)と、連結決算公表開始以来初めて経常利益が数字面で前年割れする見通し。