第107回全国高校野球選手権/27日開幕 全国最多182校が甲子園目指す
2025/06/15
シード校の豊川は筒井達也がEブロックを引いた(刈谷市総合文化センターで)
第107回全国高校野球選手権愛知大会(愛知県高野連など主催)の組み合わせ抽選会は14日、刈谷市総合文化センターで開かれ、全国最多182校173チームの対戦カードが決定した。優勝校のみに与えられる甲子園への切符を懸け、約1カ月間にわたる球児たちの熱く激しい戦いが始まる。
開会式は27日にパロマ瑞穂野球場で行われる。春季県大会で優勝した豊川を含むシード8校は、大会6日目(7月13日)の3回戦から登場する。連合チームは御津あおばを含む12校5チームが出場する。豊橋市民球場など県内9球場で実施され、決勝は7月27日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われる。
選手宣誓は、希望を申し出た学校から抽選され名市工業に決まった。準々決勝以降の抽選会は5回戦が終了後に勝利校が各球場で行う。
愛知県高野連の竹治玄造副会長は「大会開幕が約2週間後に迫った。7月下旬まで長丁場の戦いになる。熱中症に気をつけて、思い出に残る、高校野球を3年間頑張って良かったと思える大会にしてほしい」と述べた。
東三河勢は、シード校の豊川がEブロックに入り、初戦で国府×小坂井の勝者と戦う。同ブロックには享栄や愛知啓成なども名を連ねた。Bブロックでは桜丘と福江の東三河対決が決まった。Cブロックは豊橋中央や豊橋東、時習館、豊橋西などが入った。激戦のDブロックでは豊橋南と蒲郡、豊橋商が至学館や愛工大名電の壁に挑む。