防犯活動への協力要請

安全なまちづくり推進指導員委嘱式/豊橋署

2025/04/26

推進指導員の委嘱状を受けた皆さん(豊橋署で)

 豊橋署は24日、豊橋市内で防犯活動を担う「安全なまちづくり推進指導員」の委嘱式を開いた。本年度に指導員となる21人のうち13人が出席。清永芳弘署長が「力添えをよろしくお願いします」と協力を呼びかけて委嘱状を交付した。

 指導員は、計53人で任期は2年間。署と情報共有しながら各校区で防犯活動やパトロールなどを行う。清永署長は、県内の犯罪情勢を説明。今年は3月末時点で、特殊詐欺により約7億6800万円の被害が出ている。そのため「皆さまの力で声かけをしていただきたい」と呼びかけた。

 その後、生活安全課の中川元宏課長が防犯研修会を実施。市内で多発しているナンバープレート盗や自転車盗の対策などを伝えた。

 また県内の事例として、特殊詐欺被害に遭った後に亡くなった高齢男性について紹介。家族から「自業自得」や「そんなにお金があったのか」などと責められて追い詰められた心情に思いを寄せた。「詐欺の被害に遭うということは金銭だけでは済まない。人間関係も崩壊させてしまう」と対策の重要性を強調した。

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