地域スポーツ企画「とにすぽ」 

それぞれが向き合う勝負の局面

2025/04/20

北添兼矢が新たなスタートを切った

 新たなスタートを切った期待の大型ルーキー、キャリアの晩年で過渡期を迎えるベテランなど、新年度が始まり各ジャンルでそれぞれの選手たちが勝負の局面と向き合っている。

東海理化野球部のルーキー・北添兼矢/存在感放つ快速右腕

 ◆頭角を現す
 今春から東海理化で新たな野球人生を歩み始めた豊橋商出身のルーキー北添兼矢(18)が、社会人野球のマウンドで存在感を示し始めた。新加入の快速右腕は数年後ドラフト指名を目標に掲げ、一歩ずつ着実なレベルアップを図っている。

 身長182センチで体重90キロの体格を誇る大型新人は、早くも圧倒的な威圧感を放つ。3月中旬の社会人・大学対抗戦で初めて実戦のボールを握ると、4月の静岡大会はJR東海との準決勝で、最終回に登板し8球1奪三振と打者3人をピシャリと抑え切った。

 東海理化の投手陣を引っ張る金田悠太朗や池田大将らに比べてまだ実戦経験が少なく、投球術や基礎体力で未熟な部分はあるが、最速145キロの直球と切れ味鋭いスライダーなどを武器に少しずつ頭角を現してきた。

 チームは、都市対抗野球や日本選手権での上位進出を目指しており、北添が大舞台でマウンドに上がる日も遠くない。

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