市民ら式典で〝古希〟祝う/稲葉前市長名誉市民に 功労者ら顕彰も/各界著名人らメッセージやパフォーマンス披露
2024/04/21
1954(昭和29)年4月に誕生し、今年で70周年を迎えた蒲郡市は20日、市民会館で記念式典を開いた。市民をはじめ近隣市や友好都市の市長、地元選出の議員など計800人が参加し、市の古希を祝った。
鈴木寿明市長は式辞で「蒲郡が魅力ある街になるには、産業振興とともにサーキュラーエコノミーなどの先進的な取り組みが必要だ。本年度は〝愛し愛され蒲郡〟というテーマを通して、市民に限らず広く愛される街を目指す。過去を振り返り、未来に向けて何ができるか。守るべきところは守り、変えるべきところは変える節目の年にしたい」と述べた。
この後、名誉市民の称号を贈られた前市長の稲葉正吉さん(72)や、市の発展に貢献した功労者など3人が表彰され、5人と14団体に特別感謝状が贈られた。
また、市の観光大使を務める大リーグ・メッツの千賀滉大投手や宝塚歌劇団出身の珠城りょうさん、市内で映画を撮影した俳優の竹中直人さんからメッセージが寄せられた。
さらに元プロサッカー選手の加藤康弘さんは周年にちなみ、壇上で70回のリフティングに挑戦。その姿を市出身の漫画家・大橋裕之さんが描くという趣向が会場を沸かせた。
市内の吹奏楽団による記念演奏も場内を盛り上げた。
【功労者表彰】大場康議(地方自治功労)
【功績者表彰】大竹直樹(保健衛生功績)、伊藤智幸(治安維持功績)
【特別感謝状】小川公子、竹内惠子、竹本油脂、ニデック、伊藤光学工業、市文化協会華道部会、特定非営利法人ブックパートナー、ジャパン・ティッシュエンジニアリング、中部電力パワーグリッド岡崎支社、アイシン、市ラジオ体操連盟、健康づくりいっしょにやろまい会、県健康づくりリーダー連絡協議会蒲郡支部、市健康づくり食生活改善協議会、蒲郡市消防団、吉見一男、金子哲三、星野妃栄、第51代横綱玉の海を愛する会