サーラ住宅がモデル事業に採択

2009/06/25

 国の長期優良住宅先導的モデル事業(09年度第1回目)にサーラ住宅(豊橋市白河町、水谷九郎社長)が提案する「外断熱二重通気工法」などを取り入れたプランが採択された。同社はこのプランの住宅を、7月1日から10棟限定で販売する。

 同事業は「いいもの(住宅)をつくって、きちんと手入れし、長く大切に使う」という考えに基づいたもの。住宅を「資産」として活用し、数世代にわたり使用でき、中古住宅売買が活性化するようにする。同社によると、東海3県に本社があるメーカーでの採択は、1社だけという。

 同社の提案は、主力商品「カノンG―S」をベースにしたもの。省エネ技術や多彩なライフスタイルに対応できる柔軟性、長期保証などがある。

 おもな内容として、夏は熱気を排出し、冬は熱を逃さないようにした「外断熱二重通気工法」をはじめ、建築後も建物を支える「耐力壁」以外は壁の位置を変えられる間取り変更がしやすい構造、同社初の30年保証のアフターメンテナンス、国産材や地元三州瓦の使用があげられる。

 同社はこれと合わせ、最大200万円の補助金と税制優遇を受けられる長期優良住宅「ノバ200」「カノンG―S200」も7月1日から発売。今期(09年10月期)50棟、来期は150棟の施工をめざす。

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