『豊川とともに半世紀』 

山の修験道と里の暮らし

松倉源造 <第175回>

2012/11/19

 哲学者の内山節さんは長年にわたる東京と群馬県上野村との二重生活を生きてきて、「人はシゼンの中で最もジネンな生き方を追求することこそが理想である」と考えるに至った。だが、そんな生き方は人間にできはしない。 どこかで「私」が出てきて、ジネンで...

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