2003/02/27
中部ガス(中村捷二社長)は26日午後、平成14年12月期の決算短信を発表した。売上高は236億6600万円、営業利益11億5400万円、経常利益11億700万円、当期純利益2億3400万円だった。
原料の天然ガスなどが、輸入価格の低下で安定供給され、新規の一般家庭供給の拡大と大口需要の増量などから、売上高をわずかに伸ばした。しかし、株価低迷の影響で有価証券の減損処理が響き、純利益を圧迫した。
連結決算は、昨年5月にガステックサービス、中部、新協オートサービスの持株会社サーラコーポレーションの設立で連結子会社、持分法適用関連会社の異動があり、持分法投資損益の影響で純利益が伸びなかった。
連結の売上高は283億9000万円、営業利益14億2000万円、経常利益10億3400万円、当期純利益1億1000万円だった。
また、役員の異動では、新任取締役候補で専務取締役に小山安冶氏(現ガステックサービス代表取締役専務)、取締役に鳥居裕氏(現同社豊橋支店長)。新任の常勤監査役候補に市川文夫氏(現同社常務取締役)。退任予定者は市川氏と役員定年で松井功雄常務取締役。いずれも、3月27日付け。