『豊橋創造大』追尾式太陽光発電システムなど
2014/02/05
卒業研究を発表する古野優輝さん
豊橋創造大学キャリアデザイン学科の4年生45人による卒業研究発表会が4日、豊橋市牛川町の同大であった。口頭発表とポスター発表に分かれ、それぞれ学業の成果を披露した。
専門教育の集大成として毎年実施。取り扱うテーマは経済や環境、IT技術など多岐にわたる。8人が口頭発表し、37人は研究内容をまとめたポスターを展示した。
古野優輝さんの卒業研究は、昨年9月の電気関係学会東海支部連合大会で若手研究者を対象にした奨励賞を受賞した。
テーマは、太陽の動きに合わせて角度を変える追尾式太陽光発電システムについて。古野さんはスライドを使って、固定式と追尾式の発電量の差をグラフなどで説明。太陽光パネルを最適な角度にすると、年間発電量が4%以上増えると結論付けた。太平洋側ほどその効果は高く、日本海側は曇り空や積雪の影響を受けることも付け加えた。