「第44回税に関する高校生の作文」で、藤ノ花女子高校の河合美乃里さんに国税庁長官賞を伝達

2005/11/18

表彰を受ける河合さん(藤ノ花女子高校で)

 藤ノ花女子高校(豊橋市老松町、伊藤邦彦校長)の食物科3年河合美乃里さん(17)が、「第44回税に関する高校生の作文」(国税庁主催)に「税は友達」を応募し、最高賞の国税庁長官賞に選ばれた。17日午後2時から、同校で同賞の伝達式が行われた。

 同コンクールは、高校生に税への関心と正しい知識を身に付けてもらおうと毎年開催しており、今回は全国1351校から14万1512編が集まった。うち国税庁長官賞は12編で、名古屋国税局管内(東海4県)では、河合さんが唯一の受賞となった。また、同高校生徒の同賞受賞は9年ぶり4回目。

 作文の内容は、7月に訪れた愛・地球博で、外国館のアフリカ館スタッフに勧められ、赤十字館に入った。そこで地球上で起こっている現状を知り「何て平和ボケしているんだ」と痛感。しかし、税金が発展途上国のために役立っていることを知り、自分で納めた税金がどこかで役立っていることがうれしいと書いた。

 伝達式には、名古屋国税局総務部国税広報広聴室の安井秀樹室長、豊橋税務署の梅木衞署長、伊藤校長らが出席。安井室長は河合さんに賞状と記念品を授与した。河合さんは「賞にはびっくりしましたが、とても光栄に思います。アフリカでは生きるのが精いっぱいなのに、この違いは何なんだろうという思いで書きました。作文を読んだ人たちがどうにかしたいという気持ちになってもらえればと思う」と話していた。

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