藤ノ花女子高で中学生体験入学

１日実際の高校生活／「授業の雰囲気など知り、進路の参考に」

2020/08/05

「入試問題にチャレンジ」コースで授業体験する中学生たち（藤ノ花女子高校で）

　豊橋市老松町の藤ノ花女子高校（山崎宏人校長）で、「夏の一日女子高生！」と題して「中学生体験入学」が４日、始まった。６日まで行われ、３日間で計９７０人ほどの中学生が参加する予定。

　初日は開会式を短縮し、午前９時30分から体験をスタートさせた。「入試問題にチャレンジ」「タブレットｄｅ５教科トライ」「パソコンｄｅＭＹカレンダー」「浴衣で着付け＆お抹茶」「ヒューマンケア」「伝統工芸　絞り染め」「クッキング」の７コースが用意され、３日間６コマずつ実施する。

　藤田浩詳教頭は「女子高の雰囲気や本校の設備についても知っていただき、実際の授業を体験することで、進路を決定する際の参考になれば」と話した。

　高校ではコロナ対策として、密にならないように机の配置等を工夫し、教壇には飛沫防止シートを立て、教師とサポートする在校生もフェイスシールドを付けるなど予防を徹底させた。