「スーパーICU」へ全面改修

28日から初のCF挑戦/未来の命を守る 協力呼びかけ/豊橋市民病院

2026/09/24

リニューアル後の集中治療センターのイメージ(豊橋市提供)

 豊橋市民病院(豊橋市青竹町)は、24時間体制で患者に高度医療を提供する集中治療センターの全面改修に着手している。東三河の基幹病院として高機能な「スーパーICU(集中治療室)」への刷新を図るプロジェクトで、必要な費用に充てるため同病院で初のクラウドファンディング(CF)に挑戦する。

 同病院では、西病棟3階にある集中治療センターのリニューアル事業を今年1月から実施している。6床だった病床を8床に増やすほか、もともと同じフロアに入っていた別の診療科を他の場所に移動させることでセンターのスペースを広くし、療養環境を向上させる。12月までの工事予定で、整備事業費は3億7670万円。

 重症患者に対応する第三次救急指定病院である同病院は、年間7000台超の救急車を受け入れている。集中治療センターでは、重症患者や大きな手術後の患者に対する高度な治療に当たっている。

 工事期間中、集中治療機能は別の病棟が担うという。

 改修費や医療機器の購入費を募る目的で、今月28日からCFサイト「READYFOR(レディーフォー)」を通じて寄付を受け付ける。同病院がCFに取り組むのは今回が初めてで、当面の目標額は1000万円。

 5000円から100万円まで全8種類の寄付コースがある。税制上の優遇措置を受けられるほか、寄付者の名前が同病院のホームページに掲載される。募集期間は12月18日まで。

 公立病院の経営が厳しくなる中、同病院はCFを通じて多くの人に支援してもらい病院づくりにつなげたい考えだ。

 同病院管理課の戸川雄介課長補佐は「東三河地域の未来の命を守り、高度な治療が受けられるよう、皆様の温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします」と協力を呼びかけている。

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