古里の子どもらに勇気

世界最高峰の舞台で躍動 菅原由勢選手/ねぎらいの言葉が続々

2026/07/01

菅原選手が地元の小学校に贈ったボール

 サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会で日本代表は6月30日、決勝トーナメント初戦でブラジルに逆転負けし、敗退した。豊川市出身のディフェンダー菅原由勢選手(26)=ブレーメン=は今大会の全4試合に出場。世界最高峰の舞台で見せた勇姿は古里の子どもらに勇気を与え、恩師や地元関係者からはねぎらいの言葉が相次いだ。

 スウェーデン戦ではフル出場し、ほか3試合では途中出場した菅原選手に「東三河の子どもたちに夢や希望を与えてくれた」と話すのは、少年時代に在籍したASラランジャ豊川の代表、宮澤淳さん(45)。「彼はこれまでも悔しい思いを前向きなエネルギーに変えてここまではい上がってきたので、今回の経験もさらなる成長につなげてくれると思います。W杯の舞台に立つことは、彼の夢だけでなく、応援する私たちにとっても夢。夢を形にしてくれてありがとうと言いたい」と感謝した。

 菅原選手が生まれ育った桜町小学校区では独自に応援ポスターを掲示し、地元のスターを後押しした。桜町連区の鈴川智彦連区長(86)は「サッカーに一段と興味を持つようになった。いつまでも菅原選手を応援していきます。桜町の子たちに『努力すれば達成できる』と、大きな自信が芽生えると感じる」と話した。

 菅原選手はちょうど1年前、市内の小学校全26校にサッカーボールを寄贈。ボールには「豊川から世界へ」というメッセージが刻まれた。 竹本幸夫市長も「W杯の大舞台で堂々としたプレーをする姿は市民にとって大きな誇りであり、子どもたちに夢と感動を与えてくれた」とたたえた。

ボールを手に笑顔の市内の小学生

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