波上で世界レベルの美技競う

サーフィン国際大会/21日まで2025 BILLABONG田原プロ/国内外から200人参加/田原の都築虹帆選手も出場

2025/09/19

21日まで熱戦が繰り広げられている国際大会「田原プロ」(太平洋ロングビーチで)

 世界最高峰のプロサーフィンツアーの予選リーグにあたる国際大会「2025 BILLABONG田原プロ(WSL QS6000)」(実行委員会主催)が、国内屈指のサーフポイント、田原市の大石海岸「太平洋ロングビーチ」で開かれている。同市での世界大会は7年ぶり。国内外から男女約200人が出場し、21日まで6日間にわたり熱い戦いが繰り広げられる。 

 五十嵐カノア選手らが競うプロツアーのチャンピオンシップツアー(CT)を運営するワールドサーフリーグ(WSL)公認の大会。QS6000はこのCT参戦への予選で、QSの最上位となり、日本での開催は少なく田原市でも初めて開かれた。

 日本などアジアやオセアニアを中心にした選手が、CT出場に向けたポイント獲得を目指し参戦。大会3日目の18日は、絶好の波を待ってボードに乗り、技を繰り出すなど華麗なパフォーマンスを見せた。観戦客も多く「世界大会を見たくて」と話していた。 

 日本代表「波乗りジャパン」の一員として南米エルサルバドルで行われた世界サーフィン選手権を終え、17日未明に帰国したばかりの地元、田原の都築虹帆(ななほ)選手も出場した。

 世界選手権で6位入賞を果たした都築選手は「メダルが取れず悔しかったけれど、自信と課題が見えた世界選でした」と振り返り、今大会に「頑張ります」とこぶしを突き上げ、応援団を沸かせた。

 太平洋ロングビーチは、来年のアジア競技大会のサーフィン会場となる。

世界選手権を終え、出場している都築選手(同)

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21日まで熱戦が繰り広げられている国際大会「田原プロ」(太平洋ロングビーチで)

世界選手権を終え、出場している都築選手(同)

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