ボルネオの生物多様性守れ

豊橋総合動植物公園/広がり見せるJAZAでの保全活動/あすと15日インスタライブ/来月7日に講演会

2026/02/13

イベント「ZOOっとボルネオ」のマーク(豊橋市提供)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)も参加し、マレーシア・ボルネオ島の生物多様性保全に取り組む日本動物園水族館協会(JAZA)での活動が広がりをみせている。関心を高めようと、2、3月にはイベントが予定されている。

 JAZAの「サバ州生物多様性保全推進プロジェクト」には、同パークや旭川市旭山動物園(北海道)、那須どうぶつ王国(栃木県)、高知県立のいち動物公園など全国7つの園が参加。2022年の発足以来、日本と現地を遠隔通信でつないでワークショップを開いてきたほか、他の園にも教育普及ツールを紹介するなど裾野を広げる活動を行っている。

 同プロジェクトメンバーのほとんどの動物園は、これに先立ち18年に有志で始めた「ボルネオ保全プロジェクト」で実績を積み重ねてきた。

 同パークによると、ボルネオ島では開発に伴う森林伐採で、多くの動物が絶滅の危機に瀕しているという。

 2月14、15両日に、マレーグマやボルネオオランウータンなど各園で飼育しているボルネオの動物の特徴や保全の大切さを、7園をつないでリレー形式で解説するインスタライブを、旭山動物園の公式インスタグラムで各日正午~午後1時に実施する。

 3月7日午前10時~11時半には同パーク内の自然史博物館で、専門家を招いてプロジェクトの活動やボルネオの現状についての講演会を開催する。参加申し込みを専用ウェブページで受け付けている。先着順で定員50人。参加無料(同パークの入園料などは別途必要)。

 「ボルネオと聞いてピンとこない人もいると思う」。同パークの木谷良平獣医師はそう指摘し、両イベントへの参加をきっかけに「現地の保全に興味を持ってもらえたら」と話している。

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