豊橋市が一般販売/「市電と公会堂」デザイン 出品は3年ぶり
2026/01/04

使用済みのデザインマンホールふた「市電と公会堂」(豊橋市提供)
収集家の間で根強い支持を集めるマンホールのふた。役割を終えたふたを豊橋市が一般向けに販売する恒例の入札で、今年度は特に人気のふたが出品される。高倍率になること必至だ。
市は路上ですり減って劣化したり、工事のタイミングで取り換えたりした使用済みのマンホールふたを2020年度から販売している。以前は抽選だったが、最近では最も高い金額を提示した人が落札する方式を採用。昨年度、10枚で約15万円の売り上げがあった。購入者は会社の入り口に飾るなどして活用しているという。
今回も販売数は10枚。このうち1枚は、「市電」の愛称で親しまれる豊橋鉄道市内線の路面電車と、国の有形文化財に登録されている市公会堂が描かれたマンホールふただ。
市によると、「市電と公会堂」のデザインマンホールふたは市電沿線に設置場所が限られ、出品されるのは3年ぶり。そのときは他のマンホールふたを含め全体で43人の申込者のうち、25人がこのふたに集中した。出品数の少なさによる希少価値が、人気を高めた理由とみられるという。
珍しいマンホールふたが出品されることに、市上下水道局下水道整備課の尾原永祥課長補佐は「次にいつ出てくるか予想できないので、興味がある人はこの機会をとらえてほしい」と呼びかける。
購入希望者は、上下水道局のホームページの「あいち電子申請・届出システム」に入力するなどして、5日から23日までに申し込む。最低価格は、いずれのふたも3000円(税抜き)。受付期間中、10枚の実物を同局で見ることができる。