地域機関の研究成果事業化

支援相談窓口を開設/技科大内に豊橋市/知財戦略など多岐に

2026/09/25

豊橋技科大の次世代半導体・センサ科学研究所(同大提供)

 豊橋市は24日、地域の研究機関で生み出された研究成果の事業化を支援する相談窓口を、豊橋技術科学大学内に開設した。来年3月31日までの開設期間中、社会実装に意欲的な研究者や新規事業創出を探る事業者の悩みに耳を傾け、ビジネスにつなげる。

 同大学の次世代半導体・センサ科学研究所「アイリス」に開設された「研究シーズ事業化サポートデスク」では、経験豊富な事業化支援アドバイザー2人が相談者に対応する。

 研究成果を社会実装したいのに何から始めるべきか分からない主に豊橋技科大の研究者や、大学と連携した新規事業を立ち上げたい市内を中心とする事業者は、新設された窓口で事業構想の具体化に向けた助言を受けられる。さらに知財戦略やマーケティングの専門家の紹介、共同研究のパートナー探し、各種支援プログラムの紹介など、多岐にわたる支援メニューが用意されている。

 相談を希望する場合は、専用の応募フォームから事前に申し込み、日時を決定する。面談場所はアイリス以外に、オンラインやコワーキングスペースなどから選ぶことが可能。何回でも無料で利用できる。

 研究者や事業者を対象に、サポートデスクの開設を記念するセミナーと交流会が10月7日、アイリスで開かれる。事前申し込み制で定員は先着順に50人。参加無料。

 市地域イノベーション推進室の小野健太郎室長補佐は「最初の相談先として有効活用してほしい」と相談窓口の利用を呼びかけている。

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