走る楽しさ児童体感

田原・若戸小でトヨタ自動車陸上長距離部が教室/日本一の選手から基本学び交流深める

2024/03/02

走りを楽しむ選手と児童(若戸小学校で)

 田原市立若戸小学校で、トヨタ自動車陸上長距離部による陸上教室が開かれた。全校児童約80人が、今年の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で8年ぶり4回目の日本一に輝いた選手らから走りの基本を学び、交流も楽しんだ。

 熊本剛監督と辻大和コーチ、畔上和弥選手、西田壮志選手、野村優作選手が2月28日、学校を訪れた。

 体操のあと、走りの基本の動きづくりとして腕振り、もも上げなどに取り組んだ。選手らが腕の振り方などの見本を見せ、児童たちはアドバイスを聞きながら実践。腕を振ってダッシュなどを繰り返した。

 野村選手と児童3チームの競走もあり、運動場のトラックを囲んだ児童たちから「頑張れ!頑張れ!」の大きな声援が飛び交い、大盛り上がり。児童たちは、走る楽しさを体感した様子だった。

 質疑応答では、児童から「どうしたら速く走れますか、長く走れますか」など、次々と選手への質問が出ていた。

 熊本監督は、児童たちに「教えてもらったことをやって、運動会やマラソン大会で少しでも早くなったらうれしいです」と言い「11月の中部実業団対抗駅伝で学校前の道(国道42号)を走るので、応援してください」と呼びかけた。

 6年の伊藤琉夏君は「走り方を分かりやすく教えてくれたので、速くなったと思います」と話した。

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