連敗ストップ 声援を力に最後まで集中
2024/03/24
ラベナが果敢なアタックで攻撃陣をけん引した(豊橋市総合体育館で)
約1カ月半ぶりに強いフェニックスが戻ってきた―。三遠ネオフェニックスは23日、豊橋市総合体育館で中地区4位のサンロッカーズ渋谷と対戦し、94―78で快勝して2月中旬から続いた連敗をストップした。
金丸晃輔や佐々木隆成を欠く苦しい布陣ながら、三遠は序盤から試合の主導権を握った。戦列に復帰したコティ・クラークやヤンテ・メイテンがゴール下の力強いリバウンドや得点でリズムを作り、49―37と12点リードで折り返した。
後半に入っても三遠の優勢な流れは変わらず、大浦颯太や山内盛久が落ち着いて試合を組み立て、サーディ・ラベナは果敢なドライブでゴールを積み重ねた。
最後は、SR渋谷に少し追い上げられる場面もあったが、選手たちは満席に埋まった会場の声援を力に変えて最後まで集中力を落とさず、危なげない試合運びで逃げ切って悪い雰囲気を払拭した。
SR渋谷との第2戦は、24日午後3時5分開始となる。