2024/04/02
新たに採用した職員に辞令を交付(豊橋市役所で)
新年度が始まった1日、東三河の自治体で辞令交付式が行われた。新規採用された職員らは、公務員としての抱負を胸に第一歩を踏み出した。
豊橋市役所であった採用発令式で、新規採用職員など101人を代表して国保年金課に配属された高柳美月さんが辞令を受け取り、障害福祉課の傳田錬さんは「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と服務の宣誓をした。
浅井由崇市長は現場主義や市民感覚を大事にし、前例踏襲に陥らず部局間や市町村などの「壁」を乗り越えるよう求め「広い視野で市の発展や市民の幸せ、活力あるまちづくりに全身全霊を傾け仕事をしてもらえたら」と期待した。
豊川市は、今年度の新規採用職員69人に辞令を交付。式では行政課の野口孝生さんが代表で辞令書を受け取り、服務宣誓を読み上げた。竹本幸夫市長は「豊川市は元気があるという評価を維持するため、皆さんに頑張ってもらいたい」と激励した。
蒲郡市は、市役所で新規採用職員70人に辞令を交付した。危機管理課に配属される男性主事が代表して辞令を受け取り、女性保育士が服務宣誓。鈴木寿明市長は「きょうは市制施行70周年の日。市にとって新たな歩みが始まる特別な日だ。10年後の将来像『愛し愛され蒲郡』を実現できるように期待している」と呼びかけた。さらに「チームとしてまちづくりをするには対話・会話が大切。相手が受け止めやすいパスを心がけて。皆さんの夢や希望を実現してほしい」と激励した。