豊橋商業高校生が街頭インタビュー
2024/05/03
「学校の課題で生成AIを使用することは反対か賛成か」と呼びかける豊商の生徒たち
「生成AIを使って学校の課題を行うのは良いか」をテーマに、県立豊橋商業高校ITビジネス科の2年生5人が1日、豊橋駅前のペデストリアンデッキで街頭インタビューを行った。
生徒たちは、手作りボードを手に行き交う人たちに声をかけ、賛成または反対のシールを貼ってもらい、その理由も聞いた。
中学生から高齢者まで様々な年代の人たちが答え、約30分間で賛成70人、反対10人、どちらでもないが1人だった。
インタビューを実施した大友燿成さん(16)は「自分たちの話し合いだけではわからなかったことを知ることができた」と述べ、伊藤壮哉さん(16)は「年代によって意見が違うことがわかった。校内アンケ―トだけではわからなかったことだ」と話した。
稲垣陽依さん(16)は「高校生が生成AIを使うことは、自分で文章をつくる大事な機会を自分で減らしていることになると気づいてほしい、と答えてくれた大学の先生の言葉が心に残った」と話した。
街頭インタビューは今後の課題研究に生かされ、5月末ごろにクラス全員の前で発表する予定。