新城市
2024/05/03
田植えをする小山さん(新城市の四谷千枚田で)
「日本の棚田百選」や、次世代に残したい「つなぐ棚田遺産」にも選ばれ、年間2万人を超える観光客が訪れる新城市の四谷千枚田で2日、田植えが始まった。
鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長(83)は青空の下、今年もトップを切って田植えを行った。「4年続けて自分の田の出来は良くないので、今年はいい出来を期待している」と話し、田植機でミネアサヒの苗を植えた。
四谷千枚田は、標高250メートル付近から鞍掛山頂に向かって標高460メートル付近まで棚田広がっており、その高低差は210メートル。20戸の農家が80~85段、約400枚の田を耕している。