県認証材でモデル住宅

2009/12/07

公開された建築中のモデル住宅

　イトコー（豊川市諏訪西町、伊藤正幸社長）は６日、同社で県認証材で建築中の「イトコーの家」の上棟祭と見学会を開いた。地元の山林から切り出された木材を使い、完成するとソーラーシステムや地冷熱利用採涼システム、雨水利用などを備えた環境にやさしい暮らしやすい住宅になる。

　同時に自然エネルギー利用を取り入れ、太陽光や雨水の利用、住宅内の気温差を利用するなど環境優先の住まいにもなる。

　太陽光利用は、ＯＭソーラーシステムと太陽光発電の一体型ハイブリッド方式。ＯＭソーラーシステムは、屋根の上で温めた空気を床下に循環させて蓄熱、暖房や給湯に利用できる。

　また、太陽光発電では、発電時に出る熱をＯＭソーラーシステムの熱源にしており、自然エネルギーを無駄なく利用するもの。